大根おろしの冷凍はまずい?なぜ?美味しい保存・解凍のコツを紹介!
大根おろしを冷凍するとまずいと言いますがなぜでしょうか?今回は、大根おろしを美味しく冷凍保存・解凍する方法を紹介します。まずくなってしまう原因に加え、冷凍した大根おろしを使ったおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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大根おろしは冷凍したらまずい?なぜ?
大根おろしは焼き魚に添えたり薬味として使ったりと、和食の献立で活躍します。大根おろしが冷凍できれば便利ですが、味の面では問題ないのでしょうか。ここでは冷凍した大根おろしがまずい理由を、詳しく解説します。
冷凍した大根おろしがまずくなる理由
冷凍した大根おろしがまずい理由として、大根の辛み成分であるメチルメルカプタンによるものが考えられます。メチルメルカプタンは、腐った卵のような嫌な臭いを発生させる硫黄化合物です。また、臭いとともに辛み成分も空気中に揮発するため、風味も低下します。大根おろしを作ってから10分程度経つと急激に臭くなるので、早めに冷凍するのがおすすめです。
Twitterの口コミ
大根下ろすの面倒くさいですよね…!!なんか色んな食材の時短が出来る最近になっても、大根おろしは冷凍すると風味が落ちるし食感も…何とかならないのかなー(^_^;)
大根おろしを美味しく冷凍保存する方法・ポイントは?どのくらい日持ちする?
大根おろしはどのように冷凍すると、美味しく保存できるのでしょうか。ここでは冷凍保存の際のポイントや、日持ちの目安について紹介します。
①水気をしっかり切る
大根おろしを美味しく冷凍保存する方法は、水分をしっかりと切ることです。大根おろしの水分量が多いと冷凍した際に結晶化するため、食感が悪くなることがあります。ザルで一度濾したりキッチンペーパーで包んでから絞ったりしてから冷凍すると、おろしたての食感をキープすることができます。
②ラップで平らに包んで小分けにする
大根おろしはそのまま蓋つきの密閉容器などで冷凍させるのではなく、ラップで平らに包んで小分けにしましょう。使いやすい分量で小分けにしておくと、大根おろしを解凍させる時にも便利です。ラップで包む際に平らにすると大根おろしを急速に冷凍できるため、食感や風味の劣化が防げます。
③ジップロックに移して空気をしっかりと抜く
大根おろしを小分けにしたらジップロックなどの密封できる保存袋に移して、空気をしっかりと抜きましょう。食品の劣化の原因となる空気中の細菌の侵入を防ぐほか、大根おろしに霜がつくことも予防できます。冷凍庫内の臭い移りの防止にも効果的なので、このひと手間を省かずに行ってください。
冷凍した大根おろしの保存期間は1ヶ月程度が目安
冷凍した大根おろしの保存期間は1ヶ月程度を目安にして、なるべく早く食べきるようにしましょう。大根おろしの傷んだ時の特徴は以下の通りです。
・水分が抜けてぱさついている
・酸っぱい味や臭いがする
・黄色や茶色に変色している
大根おろしを長期間冷凍保存すると、水分が抜けて食感が悪くなります。食べることはできますが、水分とともに辛みなどの風味も抜けるためあまり美味しくありません。酸っぱい味や臭いがする時や、変色するのも傷み始めたサインなので、食べるのは控えるようにしてください。
(*大根おろしの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)