白鳳桃とは?旬の時期・産地や値段など特徴は?食べごろの見分け方も紹介!
桃「白鳳」は日本を代表する品種であると知っていますか?どのような味わいなのでしょうか。今回は、桃の品種「白鳳」の〈値段・産地・旬の時期・食べ頃〉など特徴を紹介します。白鳳の上手なむき方や通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
白鳳桃とは?どんな特徴の品種?
白鳳は桃を代表する品種ですが、あまり聞き馴染みがないかも知れません。ここでは、白鳳桃の種類、糖度や味わいなどを紹介します。また、白鳳桃を食べた人の口コミもあわせて紹介するので参考にして下さい。
白鳳は「白桃」と「橘早生」の交配した桃の品種
白鳳桃は、白桃と橘早生の交配種であり、日本の代表的な桃の品種のひとつです。白鳳系の桃には、以下のような種類があります。
・日川白鳳
・八幡白鳳
・みさか白鳳
・桃山白鳳
日川白鳳や八幡白鳳、みさか白鳳は山梨県で生まれた品種です。また、桃山白鳳は和歌山県で変異種として発見されました。このように白鳳の名称には土地の名前が合わせられていますが、現在ではどの品種も全国のさまざまな場所で栽培されています。
(*桃の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白鳳の味わい
白鳳は、白桃に比べて繊維質が少なく、とろけるような柔らかい果肉が特徴です。果汁が豊富に含まれるため、ジューシーな食感が味わえます。また、白鳳は糖度が12~15度と一般的な白桃より高く、酸味も控えめなので甘味を強く感じられる品種です。
no_noさん
白鳳は果肉はやわらかめ、ジューシーで甘味がつよい。なんだか子どもの頃に食べた桃はこんな感じで、皮をつるんと剥いてかぶりついたなと思い出す。
白鳳の値段
白鳳の価格は白桃と同程度で、1個あたり300~500円程度が相場です。しかし、小さめのものなら150~200円程度で売られていたり、贈答用に選別された白鳳なら1個あたり1,000円以上の値が付けられたりと価格の幅は広いようです。
白鳳の旬の時期や主な産地は?
ここでは、白鳳の旬の時期や主な産地について紹介します。産地から新鮮な白鳳を取り寄せたいときなどの、参考にしてみて下さい。
白鳳の旬の時期は7月下旬〜8月
白鳳は、7月下旬から8月上旬にかけて旬を迎えます。産地や品種によっては、6月下旬あたりから収穫や流通が始まることもあります。なお、白桃などの他系統の桃は8月から9月にかけて収穫時期を迎えるため、白鳳はいち早く市場に出回る点が特徴です。
白鳳の産地
白鳳は、主に以下の産地で栽培されています。
・山梨県
・和歌山県
・岡山県
・長野県
・愛知県
白鳳の作付面積は山梨県が1位で、国内シェア率は約50%を占めています。次いで、和歌山県や岡山県でも多くの白鳳が栽培されています。これらの上位3県で収穫量の約80%を占めていますが、長野県や愛知県も白鳳の名産地として有名です。
白鳳の食べ頃は?見分け方はある?
白鳳の食べ頃を見分けるためには、以下のポイントを参考にして下さい。
・甘い香りがする
・弾力がある
・皮が赤くなっている
桃は一般的に追熟させてから食べる果物ですが、白鳳は完熟した状態で出回るため、購入後すぐに食べることができます。おしりのあたりから甘い香りが漂い、手で包んだときに弾力を感じる場合は食べ頃のサインです。また、皮が赤く色付くのも完熟した桃の特徴です。長く保存すると腐ってしまうことも多いので、これらの特徴が見られた白鳳は早めに食べましょう。
白鳳をおいしく食べるため上手なむき方は?
白鳳は果肉が柔らかいため、上手に皮をむくためにはコツを要します。ここでは、白鳳をおいしく食べるための上手な皮のむき方を紹介します。白鳳だけでなく、柔らかい桃をむく際にも活用してみて下さい。
①湯むきが安全でおすすめ
白鳳を湯むきする手順は、以下の通りです。
1.鍋に水を入れて沸騰させる
2.桃を1個ずつ鍋に入れる
3.回転させながら5秒茹でる
4.氷水にとる
5.よく冷えたら指で皮をむく
上記の手順で湯むきをすると、桃の果肉を潰さずに上手に皮をむくことができます。長く茹でると果肉が溶けてしまうので、注意しましょう。また、2個目以降の桃を茹でる際は、お湯が再沸騰してから入れて下さい。皮をむく際は、桃のヘタの部分を指でつまんで引っ張るようにすると、簡単にむくことができます。
②包丁でむくのもあり
白鳳の皮を包丁でむく手順は、以下の通りです。
1.桃の皮の線に沿って半分に切る
2.スプーンやペティナイフで種をくり抜く
3.半分に切った桃を4~5等分に切る
4.皮と果肉の間に包丁を入れ滑らせるようにむく
白鳳のような柔らかい桃は、食べやすい大きさに切ってから皮をむくと果肉が潰れにくくなります。白鳳を半分に切る際は、皮の線に沿って切れ目を入れることと、包丁の先でまな板を叩くようにして種に刃を入れることがポイントです。また、皮と果肉の間に包丁を入れたら、包丁を滑らせるように力を抜いて桃を回転させると上手にむくことができます。
白鳳の通販商品のおすすめは?
通販を活用することで、白鳳を手軽に楽しむことができます。ここでは、白鳳のおすすめ通販商品を紹介します。新鮮な白鳳を産地から取り寄せたいときの、参考にしてみてください。
①あら川の桃(22,000円)
白鳳の名産地である和歌山県紀の川市桃山町で栽培されたあら川の桃を、ふるさと納税を利用することでお得に購入できます。10~15玉の白鳳桃が化粧箱に入って送られてくるので、お中元などの贈答用にも適しています。
②山梨県産朝採れ桃2kg(10,000円)
山梨県都留市で採れた白鳳が、5~8玉入ったセットです。山梨県は全国で最も日照時間が長く、美味しい桃が育つことで知られています。日川白鳳や浅間白鳳などの中からランダムで送られてきますが、どの品種も糖度が高く美味しいことで人気があります。
③岡山県産白鳳桃(9,580円)
岡山県美作市にあるタカタ農園で栽培された、糖度の高い完熟白鳳のセットです。減農薬とともに袋がけ栽培を行っているため、残留農薬の心配がなく安心して食べることができます。また、大きさの揃った美しい見た目も高く評価されています。
白鳳を食べてみよう!
白鳳は、白桃と並ぶ日本の代表的な桃の品種です。白鳳は一般的な桃に比べて糖度が高く、豊かな甘味や柔らかい食感が楽しめます。また、白桃より早い時期から収穫が始まるので、いち早く桃を食べたい場合は白鳳を産地から取り寄せてみましょう。