とんかつの揚げ時間・温度のベストは?フライパンだと何分?揚げ方のコツも紹介!

とんかつの最適な揚げ時間は何分か知っていますか?今回は、フライパンなどでのとんかつ揚げ時間・温度や揚げ上がりの目安を、生焼けだった時の対処法とともに紹介します。とんかつの上手な揚げ方のコツやレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. とんかつの揚げ時間は何分がベスト?
  2. とんかつの最適な揚げ時間・温度は?フライパンだと何分?
  3. 揚げ油の温度を確認しよう
  4. とんかつの揚げ時間は170〜180度で5分程度
  5. とんかつは二度揚げでさらに美味しく揚げる手も!
  6. とんかつの揚げ上がりの目安は?生焼けだったらどうする?
  7. 揚げ上がりの特徴①見た目
  8. 揚げ上がりの特徴②感触
  9. とんかつが生焼けだった場合は焼き直そう
  10. とんかつの上手な揚げ方のコツは?
  11. ①大きくて熱伝導率の高い鍋を選ぼう
  12. ②油の量はとんかつの2倍以上の深さ
  13. ③揚げる時は肉を一枚ずつ入れる
  14. ④再利用・使い回しの揚げ油は新しい油と一緒に使う
  15. とんかつを美味しく揚げるレシピを紹介!
  16. ①少ない油で作るとんかつ
  17. ②分厚い柔らかとんかつ
  18. ③低温で揚げるとんかつ
  19. とんかつの揚げ時間を意識してみよう!

とんかつの揚げ時間は何分がベスト?

自宅でとんかつを作った際にパン粉をまぶした衣が柔らかかったり、肉が固すぎたりと思うように仕上がらなかった経験がある人も多いでしょう。その理由はとんかつの揚げ方や、揚げ時間にある可能性があります。ここでは、とんかつの揚げ時間はどのくらいが適切なのかについて説明します。

とんかつの最適な揚げ時間・温度は?フライパンだと何分?

とんかつを揚げると一口に言っても、天ぷら油を使うのかフライパンを使うのかでは適した揚げ時間が変わります。しかしほどよくとんかつが揚がる時間を知っていれば、問題ありません。ここでは美味しいとんかつに仕上がる、最適な揚げ時間について説明します。

揚げ油の温度を確認しよう

とんかつを揚げる際には時間だけでなく油の温度も重要で、以下のように特徴が異なります。

・低温(160〜170度):菜箸を入れた際にユラユラとした小さな泡がゆっくりと上がってくる
・中温(170〜180度):菜箸を入れた際にシュワシュワとした小さな泡がすぐに上がってくる
・高温(180〜190度):菜箸を入れると大量の大きな泡が急に上がってくる


加熱した油に菜箸を入れた際の泡の上がり方が特徴的なので、油温計がなくても見極めやすいです。パン粉を落として確認する人もいますが、油が汚れるので菜箸で確認することをおすすめします。とんかつに適した油温については、次章で詳述します。

とんかつの揚げ時間は170〜180度で5分程度

とんかつの揚げ時間は170〜180度の中温で5分程度が基本です。とんかつを入れて2分を目安に片面を揚げ、下面のパン粉がきつね色になっていたら裏返します。さらに3分ほど揚げてとんかつの周囲から出ている泡が小さくなり、全体がきつね色になっていたら引き上げます。生焼けを心配する人も多いですが、油をきっている間に余熱が通るので問題ありません。

フライパンでとんかつを揚げ焼きにする際には、油が170℃程度になったらとんかつを入れて中火にします。適した油の量については後述しますが、片面を2分裏返して3分揚げるとの目安時間も油から引き上げて余熱を入れるのも変わりません。いずれの方法でも分厚いとんかつの場合はより時間がかかり、揚げすぎると衣も肉も硬くなるので注意が必要です。

とんかつは二度揚げでさらに美味しく揚げる手も!

とんかつは以下のように二度揚げすると、さらに美味しく揚がるのでおすすめです。

①とんかつを170℃の油で2分を目安に揚げて引き上げる
②油を180℃まで揚げてから、再び①を入れる
③30秒上げたら出来上がり


低めの温度で揚げている間に肉にゆっくりと日が通り、さらに高温で揚げることで肉がジューシーにパン粉がサクサクした仕上がりになります。二度揚げしたとんかつも油をきっている間に余熱が入るので、揚げたてを食べるのではなく、常温で休ませるようにしましょう。

(*とんかつの二度揚げについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

とんかつを二度揚げする意味は?なぜ美味しくなる?やり方やコツを紹介!

とんかつの揚げ上がりの目安は?生焼けだったらどうする?

とんかつの油温や揚げ時間に気をつけていても、肉が厚すぎるなどの理由で生焼けになることはあります。その場合にどう対処したらよいのかも、気になるところです。ここでは、とんかつが生焼けだった場合の対処法を説明します。

揚げ上がりの特徴①見た目

出典: @yaniel_farm

飲食店で提供されるとんかつを切って赤みがある場合は、SPF豚や無菌豚を使用していたり、火は通っているのにレアのように見えたりすることが理由なので食べても問題ありません。しかし自宅で揚げたとんかつの肉が赤い場合は、生焼けであると考えられます。

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