1グラムは何ミリリットル？変換方法は？調味料別の換算一覧表を紹介！

料理やお菓子のレシピで、mlやcc、gといった単位で表記されていることもありますが、どの材料でも1ミリリットルを1グラムに置き換えて全てを計量してしまってもよいのでしょうか。もし同じではないとしたら、ミリリットルとグラムを変換する場合どうすればいいでしょうか。以下で計算方法など詳しく解説しますので料理で計量するときの参考にして下さい。

食品や物質はそれぞれ体積が違うため、1ミリリットルが必ず1グラムになるというわけではなく、重さは異なります。水1ミリリットルは1グラムですが、油は1ミリリットルでは1グラムになりません。そのため、単位を置き換えて計量するときは注意が必要で、料理やお菓子の仕上がりの失敗や味の影響にもつながるので気を付けましょう。

グラムとミリリットルの違いは、グラムは質量の単位を表し、ミリリットルは体積（容積）の単位になります。そのため、直接の変換はできず、体積（ml）×密度（g/ml=g/cm3）＝質量（g）という式を用いて変換して、計算します。加えて、体積や質量は温度や湿度によって変化することもある点を忘れずに覚えておきましょう。

上記では、よく使う調味料など主な食品について、計量カップで計った場合の体積に対する重さを単位換算表として、一覧にしました。食品によって質量が変わるため、表の様に15ml以上の体積になっていくと、重さに大きな違いが出てきます。ちなみに、上記のようにあらかじめ一覧表にしておくと、計量する時に迷ってしまったり、間違えたりする心配がありません。

(＊重さと体積の換算について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

料理のレシピは、グラムやミリリットルで表記されていますが、材料によりグラムとミリリットルは異なり、同じではありません。しかし、何グラムの時に何ミリリットルかを把握できていたら、計量カップだけや、重さを測る計量器だけで計量することができます。紹介した表を参考にグラムとミリリットルの関係をうまく利用し、材料の計量の際に役立ててください。