ピオーネとは?旬の時期や値段は?巨峰との違いやどっちが美味しいかも紹介!
ぶどうの品種「ピオーネ」を知っていますか?今回は、ピオーネの〈味・糖度・旬の時期・産地・値段〉など特徴を、〈巨峰・ニューピオーネ〉と違いを比較しつつ紹介します。ピオーネの食べ方や通販のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ピオーネとは?どんな特徴のぶどう?
数多くあるぶどうの品種の中でも、ピオーネは主流の一つと言われている品種です。ここでは、ピオーネがどのような特徴を持つぶどうなのか紹介します。
ピオーネは巨峰とマスカットオブアレキサンドリアの交配品種
ピオーネは、1957年にぶどう育成家の井川氏が交配し誕生させた品種です。交配には、巨峰とマスカットオブアレキサンドリアを使用しており、巨峰よりも大きくて黒い粒は黒い真珠とも呼ばれています。名前の由来は開拓者という意味をもつイタリア語のピオーネから来ており、その昔は英語訳のパイオニアとも呼ばれていました。
ピオーネの味わい・糖度
ピオーネは、巨峰の濃厚な甘さを持ちつつも、マスカット特有の酸味も感じられる爽やかな味わいが特徴です。糖度は16度前後と言われており、これは果物全体の中でも高水準の糖度です。
ピオーネとニューピオーネの違いは種無し・ありか
ピオーネと似た名前の品種で、ニューピオーネと呼ばれるぶどうが存在しています。この2種類の違いは、下記のようにJA晴れの国岡山で紹介されています。
消費者の皆様から「ピオーネとニューピオーネは何が違うのですか?」とよく聞かれます。答えはズバリ、「種があるか、無いか」です。ピオーネは本来、種があるブドウですが、種無しの処理を施したものが「ニューピオーネ」として出荷されます。
種があるピオーネに、ジベレリン処理を施すことで種無しのぶどうにすることが可能です。ニューピオーネの誕生により食べやすくなっただけでなく、スイーツなどへの加工もしやすくなりました。
(*ぶどうの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ピオーネの旬の時期・産地や値段は?
ピオーネを購入する際にはおいしい時期や産地にこだわると、より品質の良いピオーネに出会えます。ここからは、ピオーネの旬の時期や産地、値段などについて紹介します。
ピオーネの旬の時期・産地
ピオーネは、主に下記の産地でよく栽培されています。
・岡山県
・山梨県
・山形県
・長野県
・広島県
・香川県
特に生産量が多いのは岡山県と山梨県と長野県で、中でも質にこだわっているのが岡山県産のピオーネです。贈答品用に購入するのであれば、岡山県産を選ぶのが1番良いと言われています。
またピオーネの旬の時期は8月末~9月中だと言われていますが、早い地域では4月頃から出回っている場合もあります。全国的に生産量が潤沢であるため、10月半ばごろまでは安定して購入することが可能です。また美味しいピオーネを確実に入手したい方は、なるべく事前に予約をしておくのがおすすめです。
(*ぶどうの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)