パイナップルは追熟しない果物!甘くする方法や完熟の見分け方を紹介!
パイナップルは追熟しない果物だと知っていますか?甘くする方法はあるのでしょうか?今回は、パイナップルが追熟しない理由や、<逆さまにして野菜室で保存する>など追熟以外で酸味を改善して甘くする方法を紹介します。食べ頃で甘い完熟パイナップルの見分け方や、酸味の強い時でも美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パイナップルは追熟しない?熟成する果物?
パイナップルは、甘酸っぱい味わいが人気の南国の果物です。果物には収穫後しばらく置いておくことで追熟して甘くなるものがありますが、パイナップルは追熟するのでしょうか。ここでは、パイナップルが追熟して甘くなるかどうかについて、紹介します。
パイナップルは追熟しない果物
パイナップルは収穫した後、追熟して甘くなることはありません。追熟とは、果物の中に含まれているでんぷん質が、収穫後熟成させる間に加糖に分解されることで起きる現象で、りんごやキウイなどは追熟する果物です。パイナップルには追熟に必要なでんぷん質があまり含まれていないことが、追熟しない理由です。
近年は台湾産のパイナップルが甘いと人気を集めていますが、中には追熟しないことを知らずに緑色の未完熟のパイナップルを買ってしまう人もいるので、注意が必要です。
(*追熟について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パイナップルがより甘くする方法はある?酸味は改善できる?
パイナップルは熟成して甘みが増すことがない果物ですが、購入したパイナップルが甘くなかったときの解決法はあるのでしょうか。ここでは、パイナップルを甘くしたり、酸味を改善したりする方法について紹介します。
パイナップルは逆さまにして野菜室か冷暗所で保存しよう
パイナップルをより美味しく保存したい時は、冷蔵庫の野菜室に逆さまにしておくのがおすすめです。パイナップルは、冷蔵庫で保存すると3~4日程度日持ちします。低温の環境もよくないので、新聞紙に包んで野菜室に置く方が適しています。
また、パイナップルは底の方が甘みが強いので、逆さまにして保存することで、底にたまった甘みのエキスを全体にいきわたらせることができるようです。熟成して甘くなるわけではありませんが、酸味が落ち着いて甘みが際立ち、より美味しく感じられるので試してみてください。
(*パイナップルの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
甘い完熟パイナップルを買う方法は?食べ頃の見分け方はある?
パイナップルは追熟しないので、完熟したパイナップルを買う必要があります。ここでは、パイナップルの食べごろを見分けるポイントを紹介します。
①葉がツヤのある濃い緑でピンとしている
食べ頃のパイなプルを見分けるポイントは、以下の通りです。
・葉先まで濃い緑色をしてツヤがある
・葉が先まで伸びてピンと立っている
・甘い香りがある
食べ頃の美味しいパイナップルは、濃い緑色をしていて、ツヤが感じられます。また、葉先がしっかり伸びてピンと張ったようになっているものがおすすめです。中には、甘い香りを感じるものもあるので、店頭で確認してみてください。
②皮の網目が立体的で色がより黄色い
ほかにも、パイナップルが食べ頃になると網目のような模様がより立体的になり、表面にツヤが出ます。色も濃い黄色になり、全体的にふっくらして見えるものがおすすめです。ただし、パイナップルは青いままでも完熟になる品種もあるので、緑色のまま店頭に並んでいるのは、表面のツヤなどで確認してください。