ハンバーグは卵なしだとどうなる？マヨネーズなど代用品やレシピを紹介！

食感の柔らかいハンバーグに仕上げたい時には、卵を使わずによく炒めた玉ねぎを加えましょう。ひき肉は加熱すると固くなる性質がありますが、炒めた玉ねぎを加えることでもろさが加わり、食感が柔らかくなるのです。タネをしっかりまとめたい時には、さらに牛乳を加えるとタンパク質の凝固作用で成形しやすくなります。

また炒めた玉ねぎを加えることで甘みが加わる、水分を減らすことで肉汁が閉じ込められるなどのメリットもあります。

ヘルシーなハンバーグを作りたいなら卵ではなく、つなぎにもなる豆腐を使うと一石二鳥です。豆腐にもタンパク質が含まれているので、食感が柔らかいハンバーグに仕上がります。食べ応えとヘルシーさを両立するなら、ひき肉と豆腐の量を半々にするのがおすすめです。水分量の少ない木綿豆腐をしっかり水切りしてから使うと、タネがまとまりやすくなります。

ひき肉だけでハンバーグを作りたい時には、塩をつなぎにしましょう。ひき肉に塩を加えると、肉のタンパク質が分解されます。その結果、肉の保水性が向上するのでタネが崩れにくくなるのです。欧米のハンバーグはひき肉と塩だけで作られていることが多く、肉感を感じられる仕上がりとなります。ハンバーグに卵を使うのは、日本ならではの方法なのです。

ハンバーグのつなぎとして塩を使う際には、味がつくことを忘れてはいけません。濃い味のソースと合わせる場合には、塩を入れ過ぎるとしょっぱくなるので注意が必要です。

卵もパン粉も牛乳もない時は、ハンバーグのつなぎにご飯を使ってみましょう。ひき肉を混ぜてタネを作る際に、ご飯を混ぜ込むのです。ご飯にはでんぷんが含まれているので、混ぜているうちに粘性が増してタネをまとめてくれます。しかしご飯粒のまま加えると、ハンバーグらしくなくなってしまいます。ひき肉にご飯を混ぜる場合は、事前にペースト状にしましょう。

しかし前述したつなぎとなる食材と比較すると、ご飯を使うと糖質が高くなるデメリットもあります。またご飯入りのハンバーグは冷めると食感がボソボソして食べにくくなるので、作り置きやお弁当のおかずには向きません。

ハンバーグを卵なしで作る方法にはバリエーションがあり、用いる食材によって味も食感も様々です。定番のハンバーグとはひと味違う、美味しさに出会えるかもしれません。ここでは卵なしで作れる、ハンバーグの人気レシピを紹介します。

つなぎとなる卵と定番具材である玉ねぎを使わずに作る、照り焼きハンバーグのレシピです。鶏ひき肉にもやしを加え、ボウルの中で混ぜながら折っていくので簡単にタネを作れます。タネを平たくまとめてから焼き、甘辛タレで味をつけるのでお弁当のおかずにもなります。