のし餅の切り方|切るタイミングやくっつかないコツは?食べ方・保存法も紹介!
のし餅の切り方を知っていますか?切るタイミングはいつがベストでしょうか?今回は、のし餅の包丁を使った切り方のコツ・くっつかない方法を、〈柔らかい・硬い〉場合で〈ハサミ・ピザカッター〉などでの簡単な切り方とともに紹介します。のし餅を切った後の保存方法や硬い時の美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- のし餅の切り方って?切るタイミングはいつがベスト?
- のし餅を切るタイミングは翌日がベスト
- 冷凍のし餅は解凍したタイミングで切る
- のし餅の包丁での切り方のコツは?
- ①まっすぐ下に押して切る
- ②縦向きで切る
- ③糸などガイドを使う
- ④のし餅袋を使う
- のし餅を切るときに包丁にくっつかない方法は?
- ①包丁を温める
- ②事前に大根を切る
- ③もちとり粉を使用する
- のし餅の包丁以外で簡単な切り方も紹介!
- ①柔らかい場合:ハサミで切る
- ②硬くなった場合:手で折る・ふやかす
- ③ピザカッターを使う手も
- のし餅を切った後の保存方法・期間は?
- 切ったのし餅は「冷凍保存」がおすすめ
- のし餅が硬い時の美味しい食べ方・レシピも紹介!
- ①揚げ餅
- ②餅ピザ
- ③モッフル
- ④おしるこ
- のし餅の切り方をマスターしよう
のし餅の切り方って?切るタイミングはいつがベスト?
お正月が近くなるとスーパーなどでは板状ののし餅を見かける機会が増えますが、のし餅の切り方や切るタイミングが分からずに購入をためらう人もいるかもしれません。ここではまず、のし餅を切るタイミングについて解説します。
のし餅を切るタイミングは翌日がベスト
のし餅はつきたてのお餅を板状に薄くのばしたものですが、つきたての状態では水分が多くて柔らかすぎて切れないので、切るタイミングは以下の状態になった翌日がベストです。
・表面が乾燥している
・固まりきっていない
・押した時に数mm程度へこむ
のし餅は柔らかすぎても固すぎても切れないので、表面の水分が乾燥していて内部は半乾き程度になっているタイミングで切るのがコツです。自宅でついた餅の場合は日の当たらない寒い場所で、常温で半日から1日程度保管しておくと上記のような切りやすい状態になります。
なお、のし餅は切らずにそのまま冷凍することもできますが、切る際に解凍が必要かどうかは次の項で説明するので参考にしてください。
冷凍のし餅は解凍したタイミングで切る
販売店によっては冷凍保存したのし餅を売っていることがありますが、その場合は常温で解凍してから切るのが切り方のコツです。凍った状態で無理に切ろうとすると包丁が滑って思わぬ怪我を招いてしまうこともあるので注意しましょう。ただし、解凍してから切る際は完全に解凍はせずに、包丁が通る程度の固さにまで解凍して切るようにしてください。
のし餅の包丁での切り方のコツは?
のし餅を包丁できれいに切るためにはいくつかの切り方のコツがあります。そこでここでは、のし餅の包丁での切り方のコツを紹介するのでぜひ試してみてください。
①まっすぐ下に押して切る
のし餅を切る際に大切なコツの1つが、のし餅の上に包丁を置いたら、包丁に体重をかけてまっすぐ下に押して切ることです。包丁を前後に動かした方が切れやすいように思うかもしれませんが、のし餅でその切り方をすると断面や形が汚くなってしまうので注意しましょう。
なお、のし餅の中にはビニールパックに入った状態で売られているものがありますが、その場合はビニールパックに入ったまま切った後にビニールを剥がしましょう。ほか、のし餅を切る際は包丁に当たっている手に力を入れ続けることで痛くなることがありますが、その場合は鍋つかみやタオルなどを包丁の背に当てることをおすすめします。
②縦向きで切る
のし餅は長方形の形をしていますが、切る部分の長さが短い方が簡単に切れるので、縦向きにしてから切るのがおすすめです。体の前に縦向きの状態でのし餅を置いたら、それに対して横向きに包丁を持って切るようにすると簡単に切れるでしょう。
③糸などガイドを使う
保存上の理由などでのし餅をまっすぐなきれいな状態で切り分けたいのであれば、糸などのガイドを使うと簡単です。その際は、のし餅の切る幅を決めたらそのライン上に糸を乗せ、糸の端はテープなどを活用してまな板に貼り付けておきます。その後、そのラインに沿って包丁でのし餅を切っていけば、予定通りの大きさののし餅に切り分けられるでしょう。