塩麹の漬け込み時間は?漬けすぎるとどうなる?しょっぱい時の対処法も紹介!
塩麹に漬けすぎるとどうなるのか知っていますか?鶏胸肉を唐揚げにする場合は一晩だと漬けすぎなのでしょうか?今回は、塩麹の食材別の漬け込み時間・期間の目安や、<しょっぱい・傷む>など塩麹に漬けすぎるデメリットについて紹介します。塩麹に漬けすぎた時の<洗い流す>など対処法や、冷凍保存で日持ちさせる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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塩麹の漬け込み時間・期間はどのくらい?鶏胸肉を一晩だと長い?
塩麹にパサつきがちな鶏胸肉を漬け込みしておくと、しっとり柔らかく仕上げることができます。一方で、どのくらい漬け込みをすればちょうど良いのでしょうか。今回は、塩麹の漬け込み時間や期間について紹介するので参考にしてみてください。
塩麹の【食材別】漬け込み時間・期間の目安
食材 | 漬け込み時間・期間 |
鶏肉・鶏胸肉 | 1時間 |
牛肉(薄切り) | 30分 |
牛肉(ブロック) | 2時間 |
魚 | 1時間 |
鶏肉や鶏胸肉の漬け込み時間の目安は、1時間程度が良いでしょう。長く漬けすぎると味が染み込みすぎてしまい、塩気が強く、しょっぱい料理になってしまいます。牛肉のブロックの場合の漬け込み時間の目安は2時間ですが、鶏肉や鶏胸肉も同様にカットしていない状態であれば2時間程度漬け込み、しっかり味をつけるのもおすすめです。
また牛肉の薄切り肉の漬け込み時間の目安は30分で、豚の細切れ肉などの薄切りの肉も、同様の時間を目安に漬け込みをすると良いでしょう。鶏肉を一口サイズに細かく切って漬け込みした場合も同様の時間がおすすめです。魚の切り身の漬け込み時間は、1時間を目安に行ってください。
塩麹をつけたあとの調理法は?麹を洗い流す?
塩麹をつけたあとの調理法では、漬け込みした塩麹を洗い流す必要はありません。しかし、口当たりが気になる場合、すでに味はついているので洗い流しても良いでしょう。塩麹は肉につけたまま焼いても、食物繊維やビタミンが豊富で美肌や疲労回復に効果があるのでおすすめです。
塩麹に漬けすぎるとどうなる?腐らない?
塩麹に漬け込みする時間の目安を紹介しましたが、漬け込みすてしまう時もあるでしょう。塩麹に肉や魚をつけすぎると、食材はどうなるのでしょうか。ここでは、塩麹に漬け込みすぎた食材の保存期間や腐らないのかについて紹介します。
①発酵が進んでしょっぱい状態になる
塩麹に漬け込み味を馴染ませた鶏肉や魚は、1日以上漬け込むと発酵が進んでしょっぱい状態になります。1日以上漬け込み、日持ちさせたい場合には冷凍庫で保存するのがおすすめです。冷凍状態では発酵が進まないため、焼いて食べる時に味もしょっぱいことはなく、美味しく食べられます。
②漬け込む食材によっては傷む可能性もある
日持ち | 冷蔵 | 冷凍 |
鶏肉(鶏胸肉) | 1〜2日 | 1ヶ月 |
魚(刺身) | 1日 | 1ヶ月 |
牛肉 | 1〜2日 | 1ヶ月 |
塩麹に漬け込みした食材が痛んでいる場合の状態は、以下の通りです。
・腐ったようなにおいがする
・カビが生えている
鶏肉や牛肉は、漬け込みした当日を含めて2日ほど冷蔵で保存することができます。それ以上の保存を行いたい場合は、冷凍するようにしましょう。また、魚は肉類に比べて腐りやすいので漬け込みした当日に食べ切るようにしてください。可能であれば、調理し始める時間を逆算して、塩麹につけ始めると安全に食べることができます。
塩麹に漬け込み、保存期間内であっても腐ったようなにおいがする場合や、カビが生えている場合には口にしないようにしましょう。一方で、塩麹が茶色く変色している場合でも腐敗しているわけではないので注意が必要です。旨味が増し、それに伴って変色しているだけなので、間違えないようにしましょう。
今回紹介している保存期間は目安なので、傷んでいるかどうかは匂いやカビの繁殖等を参考にして自己判断を行なってください。
③塩麹自体の賞味期限にも注意
塩麹に漬け込みする食材の保存期間も大切ですが、塩麹自体の賞味期限にも注意しましょう。市販されている未開封の塩麹は、長いもので半年ほどの賞味期限がありますが、開封後は2ヶ月程度で使い切る必要があります。手作りの塩麹の場合ではより短く、作ってから1ヶ月程度で食べ切らなければいけません。
(*塩麹の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)