サンチュとサニーレタス・チシャの違いは?代用できる?レシピも紹介!
サンチュとサニーレタス・チシャの違いを知っていますか?代用できるのか気になりますよね。今回は、サンチュとサニーレタスの<品種・収穫方法・歴史>などの違いを紹介します。サンチュはサニーレタス以外の野菜でも代用できるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サンチュとサニーレタス・チシャは何が違うの?
サンチュは焼肉屋で提供されることで有名ですが、サニーレタスやチシャといった似ている葉物野菜との違いは一体何でしょうか。今回はサンチュとサニーレタス、チシャの違いについて説明していきます。
サンチュとサニーレタスはともにレタスの仲間だが品種が異なる
サンチュとサニーレタスは品種の違うレタスの仲間です。
・サンチュは茎を食べるステムレタス
・サニーレタスは葉を食べるリーフレタス
両方ともレタスの仲間ですが、サンチュは茎をサニーレタスは葉を食べる品種です。サンチュも葉を食べているように感じるかもしれませんが、実は茎を食べているのです。また、レタスには他にも結球レタス、立ちレタスの2つの品種があります。
(*レタスの種類や品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サンチュとチシャは同じ野菜
焼肉屋によってサンチュ、チシャなど表記が異なることがありますが、いずれも同じ野菜です。厳密に区別すると、レタスの総称を和名でチシャと言い、サンチュはチシャの中の一種となります。サンチュとは韓国語での呼び名で、日本では「チシャ菜」「包菜」などと呼ばれています。
(*チシャについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サンチュとサニーレタスの特徴の違いは?
サンチュとサニーレタスの品種の違いや、チシャとサンチュは同じレタスであることがわかりました。ではサンチュとレニーレタスには具体的に見た目や栄養素など何か違いはあるのでしょうか。
①見た目・葉先の色の違い
出典: @rosykei
上記の画像の左側がサンチュ、右側がサニーレタスになります。サンチュは全体が黄緑色で茎部分はなく、葉が大きく平べったいのが特徴です。それに比べサニーレタスは茎部分が大きく、成長とともに葉先が赤紫色になりカールしています。味はどちらも苦味が少なく、柔らかな葉で様々な料理に活用できます。
②収穫方法の違い
サンチュは15cm程に成長したところで、外側の葉から切って収穫します。それに対しサニーレタスは成長したところを、株元から刈り取って収穫するのです。サンチュは茎の部分を残して成長させるので、また葉を収穫することもできます。そのため、スーパーではサンチュは葉だけバラバラの状態で売られています。
③歴史の違い
サンチュは中国から奈良時代に日本へと伝わったとされていて、古くから日本で栽培されてきた野菜です。しかし江戸時代末期に伝わった玉レタスが戦後に広がり一般的になったことで、サンチュはあまり一般的になりませんでした。
サニーレタスは比較的新しいタイプのレタスであり、1971年に日本で開発されました。サニーレタスの名前の由来は、葉先が日にあたり赤くなるのでサニーと付けられたと言われています。