バターが腐るとどうなる?カビる?味・臭いなど判断の仕方を紹介!

バターは腐るとどうなるか知っていますか?また、カビが生えるのでしょうか?今回は、バターが腐った時の判断方法を〈見た目・味わい・臭い〉など紹介します。それから、バターが腐りにくくする保存方法も紹介するので参考してみてくださいね。

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目次

  1. バターが腐ったかもしれない…判断方法はある?
  2. まずはバターの賞味期限・日持ちの目安を知っておこう
  3. バターは腐るとどうなる?カビが生える?
  4. ①見た目
  5. ②味わい
  6. ③臭い
  7. バターは腐ったか心配な場合は?劣化して食べたら危険?
  8. バターが劣化した状態
  9. 劣化したバターを食べた場合のリスク
  10. バターの腐りにくくする保存方法は?
  11. ①常温で放置しない
  12. ②きれいなナイフ・スプーンを使う
  13. ③匂いの強いものを近くに置かない
  14. ④密閉できる保存容器を使う
  15. ⑤日持ちさせたい場合は冷凍保存する
  16. バターが腐る前に消費できるレシピ
  17. ①バター香るパウンドケーキ
  18. ②ハチミツちぎりパン
  19. ③エビと明太子のグラタン
  20. バターが腐らないように早めに消費しよう

バターが劣化した状態は以下の通りです。

・バターが黄色い
・表面が乾燥して油が染み出す
・油っぽい臭いがする
・風味のある香りがしなくなる


開封後のバターは空気に触れたり、高温の場所に置いておいたりすることで酸化、乾燥し劣化が進みます。バターが乾燥し水分が減少することで、油だけの状態になるとカロテンの色合いが増し黄色く変色します。中まで黄色くなっていない場合は食べられますが、バターの香りや風味は損なわれ、油っぽさが増しているでしょう。

劣化したバターを食べた場合のリスク

バターのような不飽和脂肪酸を多く含む食用油脂は、空気中で酸化しやすく、酸化すると過酸化物質が増えて、腸内や血液に加わると老化やがんの原因になります。また、酸化した脂質が腸壁にこびりつき消化機能が弱まることがあるので劣化したバターは避け、開封後は早く食べ切るようにしましょう。 

バターの腐りにくくする保存方法は?

バターが腐りやすくなる原因は以下の通りです。

・臭いの強い食品の近くで保存している
・冷蔵や冷凍保存していない
・温度管理ができていない


バターは長期間保存することが多いのでしっかりとした保存方法を知っておくことが重要です。温度に敏感なバターを腐らせずに保存する方法を以下で説明していきます。

①常温で放置しない

バターは温度に敏感なので、常温で放置せず必ず10℃以下の冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしましょう。チューブバターや個包装のバターなどの種類も冷蔵保存が基本です。常温保存ではバターが溶けて、劣化して腐ってしまいます。

(*バターの常温保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

バターは常温保存でも大丈夫?一晩放置はNG?保存容器のおすすめも紹介!

②きれいなナイフ・スプーンを使う

バターを切り分けて使う時や保存する時には、きれいなナイフかスプーンを使いましょう。パンのクズがついたナイフでバターにつけると、細菌が繁殖してカビが発生します。また、手でバターを触ることでも菌がバターに移り腐る原因となるので注意しましょう。

③匂いの強いものを近くに置かない

バターは匂いを吸収しやすい食品であり、他の食品の匂いや冷蔵庫の独特な匂いがついてしまうことがあります。冷蔵保存する際には、キムチや新生姜など匂いの強い食品の近くに置くとバターに匂いが移り劣化するので、近くで保管しないように気をつけましょう。

④密閉できる保存容器を使う

バターを保存する際は、蓋ができる容器やジップロックなどの保存容器に入れましょう。密閉しないまま保存すると、バターが空気に触れて酸化してしまいます。冷蔵の場合なら蓋のできるケース、冷凍ならジップロックで保存するのがおすすめです。

⑤日持ちさせたい場合は冷凍保存する

バターを日持ちさせる場合は冷蔵より冷凍するのがおすすめです。バターを塊のまま冷凍した場合は、半年程度の賞味期限となります。バターを小分けで保存すると解凍せずに料理に使え便利ですが、切り口が空気に触れて酸化しやすいため、この場合の賞味期限は3週間と短めです。使用用途によって、保存の仕方を分けると良いでしょう。

(*バターの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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