くずきりとマロニーの違いは?鍋はどっち?低カロリーでダイエット向きは?

くずきりとマロニーの違いを知っていますか?鍋料理にはどっちを入れるといいのでしょうか?今回は、〈カロリー&糖質・食感・成分〉などくずきりとマロニーの違いを比較し、どちらがダイエット向きかとともに紹介します。鍋などくずきりとマロニーを使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. くずきりとマロニーの成分に違いはあるの?鍋にはどっちを入れる?
  2. くずきりは葛粉が原料
  3. マロニーはじゃがいもなどを主原料とした商品名
  4. くずきりとマロニーの違い・使い分けは?鍋・ダイエットに向いてるのは?
  5. ①カロリー・糖質の違い
  6. ②食感の違い
  7. ③使い方・使い道の違い
  8. くずきり・マロニーを使った鍋料理レシピを紹介!
  9. ①くずきりの塩こうじ鍋
  10. ②マロニーのカレー鍋
  11. 鍋に入れるくずきりとマロニーの違いを把握しよう

くずきりとマロニーの成分に違いはあるの?鍋にはどっちを入れる?

鍋料理にはくずきりやマロニーが欠かせませんが、その成分に違いはあるのでしょうか。鍋料理には、どちらを入れると良いのでしょうか。ここではくずきりやマロニーの違いや、それぞれの特徴について解説します。

くずきりは葛粉が原料

くずきりはマメ科の葛という植物の根を、粉にしたものが原料です。葛粉を水で溶き加熱し、煮詰めたものを平らにして冷やし固め、細長く麺状に切ってくずきりが出来ます。くずきりと言う名称は、原料の葛粉が由来したものです。また、葛粉には薬効成分が含まれており、くずきりは民間治療薬として利用されてきた経緯があります。

(*くずきりについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

くずきりとは?ところてん・春雨などと違いは?作り方や食べ方・レシピのおすすめも紹介!

マロニーはじゃがいもなどを主原料とした商品名

マロニーはマロニーと言う社名の会社が、じゃがいもなどの澱粉を主原料として作った、乾麺の名称です。もとは創業者の、溶けない春雨を作りたいという思いから生み出されました。名称は社員からの公募で、まろやかに煮えることから由来して、マロニーと名付けられました。後にマロニーの知名度を上げる為、社名をマロニー株式会社に変更しています。

くずきりとマロニーの違い・使い分けは?鍋・ダイエットに向いてるのは?

くずきりとマロニーは基本的にどのような違いがあり、どう使い分ければよいのでしょうか。鍋料理に適しているのはどちらで、ダイエットに向いているのはくずきりかマロニーなのか詳しく解説します。

①カロリー・糖質の違い

100gあたり カロリー 糖質
くずきり 356kcal 87g
マロニー 349kcal 87g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です。

上記は乾燥状態での比較となっており、カロリー・糖質ともにほぼ差はありません。しかし茹でるとくずきりは3倍、マロニーは4~5倍に膨らみ、食べる際はマロニーの方が若干カロリーは下がります。

糖質では澱粉主原料のマロニーは、くずきりと比較して低いとは言えません。ダイエットを考える上では、どちらも低カロリーであるものの、調理法により差が出るため注意が必要です。

②食感の違い

くずきりとマロニーの食感は、よく似ています。くずきりはつるりとした食感で、もっちりした弾力があり、歯切れの良いのが特徴です。マロニーは、乾燥と生タイプの2種類があります。乾燥タイプはくずきり程のもっちり感は無く、どちらかと言うと生タイプの方がくずきりに近くて、つるっとしたのど越しの良さを感じることが出来ます。

③使い方・使い道の違い

くずきりとマロニーの使い道は、それぞれ以下の通りです。

【くずきり】
・冷やして蜜などをかけて食べる
・鍋料理に入れて使う

【マロニー】
・鍋料理に入れて使う
・サラダにして使う
・炒め物として使う

くずきりは300年の歴史を持つ、京都の和菓子店が発祥とされ、夏の菓子として好まれてきました。またマロニーは、鍋に入れて使うしらたきのように、溶けることの無いはるさめを目指して開発された食材です。本来の使い道に多少違いはありますが、どちらも工夫次第で料理やお菓子として、美味しく使うことが出来ます。

くずきり・マロニーを使った鍋料理レシピを紹介!

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