本場イタリアのパスタ料理の種類は?人気ランキングTOP20を紹介!
本場イタリアのパスタ料理を知っていますか?どんな種類があるのでしょうか?今回は、本場イタリアのパスタ料理メニューの人気ランキングを〈定番・変わり種〉など系統別に〈地域・味〉など特徴とともに紹介します。人気レシピも紹介するので、バリエーションに困ったときは参考にしてみてくださいね。
目次
- 本場イタリアのパスタの特徴は?何種類ある?
- イタリアのパスタの特徴・歴史
- イタリアのパスタは500種類以上もある
- 本場イタリアのパスタ料理メニュー【定番・有名】人気ランキングTOP15
- 15位:パスタ・アル・ネーロ・ディ・セッピア
- 14位:ペスカトーレ
- 13位:ボッタルガ
- 12位:パスタ・コン・イ・リッチ・ディ・マーレ
- 11位:プッタネスカ
- 10位:ジェノベーゼ
- 9位:ラザニア
- 8位:カチョエペペ
- 7位:ボンゴレ・ビアンコ
- 6位:ポモドーロ
- 5位:アマトリチャーナ
- 4位:アラビアータ
- 3位:ペペロンチーノ
- 2位:ボロネーゼ
- 1位:カルボナーラ
- 本場イタリアのパスタ料理メニュー【変わり種】人気ランキングTOP5
- 5位:チャルソンス
- 4位:トルテリーニ
- 3位:パスタ・コン・レ・サルデ
- 2位:オレッキエッテ
- 1位:ペンネ・ゴルゴンゾーラ
- 本場イタリアのパスタの人気な種類を作ってみよう!
12位:パスタ・コン・イ・リッチ・ディ・マーレ
・地域:シチリア(南部)
海の幸が豊富なシチリア島などで食べられている、ウニのパスタも人気があります。本場イタリアのシチリアやサルディーニャではウニが豊富で、旬の時期によく食べられているようです。ウニは日本でも親しまれている食材で、作るのも簡単なので、おもてなし料理などにもおすすめです。
ウニの濃厚な味わいが絶品のパスタで、濃厚な磯の香りが口の中に広がります。トマトの酸味にクリームのまろやかな味わいがよく合い、ウニの旨味も引き立ちます。
11位:プッタネスカ
・地域:ナポリ(中部)
プッタネスカは娼婦という意味がある、刺激的なイタリア語の名前のパスタです。イタリア中部の町であるナポリ発祥と言われているパスタですが、シンプルな具材で日本でも人気です。名前の由来には諸説ありますが、唐辛子やこしょうなどのスパイスの刺激が娼婦を連想させたと言われています。
ケイパー、オリーブなど、色々な香りが楽しめるパスタです。もともとはツナを加えてマリナーラと呼ばれていたようですが、今ではプッタネスカという名前の方がよく使われています。
10位:ジェノベーゼ
・地域:ジェノバ(北部)
・パスタ麺の種類:リングイネ
イタリアリグーリア州にあるジェノバの名物料理で知られているパスタで、バジルをたくさん使ったソースが特徴です。一般的にはリングイネが使われるようですが、他のパスタでも作られることが多いです。もともと本場イタリアでジェノベーゼといえば、牛肉を使った茶色い煮込み料理を指すのが一般的です。
しかし、ジェノバはイタリアの中でも有数のバジルの産地で、ジェノバ産のバジルを使ったペスト・ジェノベーゼが短縮されジェノベーゼを意味するようになりました。松の実やパルミジャーノチーズなどのクリーミーでコクのある素材に、さわやかなバジルの風味がよく合う一品です。
9位:ラザニア
・地域:ナポリ(南部)
イタリア南部のナポリ発祥と言われているパスタ料理で、一般的な麺ではなく、平面のパイ生地のような形が特徴です。古いパスタの形によく似ている料理で、その語源はギリシア語の壷を意味するラサノン (lasanon) です。ミートソースやクリームなど、色々なソースの絡まった複雑な味わいが絶品で、おもてなし料理にも人気があります。
本場イタリアでは数種類のチーズを使うレシピが一般的で、生地にほうれん草やトマトなどを練りこむ場合もあります。
8位:カチョエペペ
・地域:ローマ(中部)
カチョエペペは日本ではあまりなじみがないパスタ料理ですが、ローマでは正統派と言われるほど代表的なパスタです。アマトリチャーナ、カルボナーラと合わせてローマの三大パスタと言われるほど有名です。もともとはローマ帝国の羊飼いが作ったとされる料理で、カチョはチーズという意味で、ペペはこしょうを意味しています。
同じローマの名物であるカルボナーラによく似た味わいのパスタで、本場のレシピでは、スパゲッティをペコリーノロマーノに絡ませて作るシンプルな料理です。羊の風味が濃厚なペコリーノロマーノが、特徴的な風味を生み出します。