本場イタリアのパスタ料理の種類は？人気ランキングTOP20を紹介！

・地域：シチリア（南部）

イタリア南部の島シチリア島のパレルモを代表する人気のパスタ料理で、港町にはなじみ深いいわしを使ったソースです。9～11世紀ごろに誕生したと言われる歴史の古い料理で、にんにくの香りがついた、カリカリのパン粉の食感が絶品です。フェンネルは魚の臭みけしに向いているハーブで、松の実やレーズンの旨味や酸味に、いわしの旨味が引き立ちます。

市販のオイルサーディンやアンチョビを使うので、いわしの下処理などの手間もなく、簡単に作れます。

・地域：プーリア州（南部）
・パスタ麺の種類：オレッキエッテ

オレッキエッテは耳たぶという意味で、小さい耳のような形をしていることから名づけられたパスタです。地域によってソースの種類は色々ありますが、定番のソースはブロッコリーを使うレシピです。また、トマトソースを使う地域やリコッタチーズを使う地域などもあります。耳たぶの中のくぼみの部分に、ソースが絡まって、細長い麺とは違った味わいが楽しめます。

にんにくや鷹の爪の風味にブロッコリーの香りや甘みが引き立ちます。乾燥のオレッキエッテも販売されているので、試してみてください。

・地域：北部
・パスタ麺の種類：リングイネ

イタリア北部の代表的なチーズのひとつであるゴルゴンゾーラチーズを使ったパスタ料理は、チーズが好きな人におすすめです。青かびチーズらしい独特の香りが特徴で、濃厚なチーズのソースが絡まったパスタは絶品です。鼻に抜ける芳醇な香りや余韻があり、ワインとの相性も抜群です。

ペンネを使うレシピが定番ですが、スパゲッティなど身近なパスタでも作れます。ゴルゴンゾーラチーズだけでなく、色々なチーズを組み合わせる方が、味に奥行きが出て美味しいです。