本場イタリアのパスタ料理の種類は？人気ランキングTOP20を紹介！

・地域：ナポリ（南部）

イタリア南部の町であるナポリのあさりを使ったパスタで、日本でもよく知られています。ボンゴレはあさりという意味で、ビアンコのほかに赤を意味するボンゴレ・ロッソというパスタもあります。ロッソの方はトマトソースを使いますが、ビアンコは白ワインで仕上げるパスタです。

・地域：南部

ポモドーロはトマトの意味で、イタリア南部全体でよく使われているトマトソースを使ったシンプルなパスタです。バジルやチーズなどの具材を組み合わせることもありますが、基本はシンプルにトマトだけで作られます。トマトの酸味ににんにくの香りがよく合い、飽きずに食べられる定番の味わいです。

・地域：アマトリーチェ（中部）

アマトリチャーナは、アマとリーチェと呼ばれる地域の羊飼いから生まれたパスタで、ローマで古くから愛されてきた郷土料理のひとつです。カチョエペペやカルボナーラと合わせてローマの三大パスタのひとつに挙げられています。定番の具材はグアンチャーレ（豚ほお肉の塩漬け）とペコリーノロマーノ(羊のチーズ)で、トマトソースを使って調理します。

日本ではグアンチャーレが手に入りにくいので、豚バラ肉やベーコンで代用するのがおすすめです。もともとのアマトリチャーナはトマトを使わない白いソースから始まったと言われていますが、現在は赤いソースの方が定番です。

・地域：ローマ（中部）
・パスタ麺の種類：ペンネ

アラビアータは怒っているという意味のイタリア語で、怒っている顔のように顔が赤くなるからと言われるほど、辛い味わいが特徴です。パスタの種類は選びませんが、ペンネとの相性が良く、スパゲッティよりもペンネの方が人気があるようです。ペンネの空洞の部分にソースがよく絡み、口に入れた時パスタとソースがうまく合わさります。

トマトやにんにく、鷹の爪などの定番の具材を使うレシピが基本で、鷹の爪の辛みがしっかり残る味付けにすると美味しいです。お好みで旬の野菜などを具材に加えるのもおすすめです。

・地域：ローマなど、イタリア中南部

日本でもなじみ深いペペロンチーノは、イタリア中南部で生まれたシンプルなパスタ料理です。アーリオはにんにく、オリオは油でペペロンチーノは鷹の爪を意味しています。名前に出てくる3つの素材だけで作るシンプルなパスタですが、鷹の爪の辛みににんにくやオリーブの香りが絶品です。

鷹の爪を加えず、にんにくとオリーブオイルだけで作ったパスタがアーリオ・オーリオで、鷹の爪を加えたペペリロンチーノは特にローマの名物といわれることが多いです。お好みで旬の野菜などを加えても美味しいので、試してみてください。