本場イタリアのパスタ料理の種類は？人気ランキングTOP20を紹介！

・地域：ボローニャ（中部）

ボロネーゼは、イタリアのボローニャが発祥のパスタで、ミートソースとよく混同されますが、ミートソースよりもトマトが少なく、肉の味が引き立つ味わいが特徴です。本場イタリアではタッリアテッレやパッパルデッレなどの平打ち麺で食べられることが多いですが、パスタの種類が決まっているわけではないようです。

今ではイタリアだけでなく世界中で広く愛されているパスタで、作るのも簡単で、ソースを冷凍しておくことも可能です。

・地域：ローマ（中部）

カルボナーラはローマ発祥で、チーズの濃厚な風味が味わえるソースが特徴です。名前の由来は諸説ありますが、炭焼き職人を意味するカルボナーラからきているようです。ベーコンが澄みのようにカリカリになるまで焼くからだという説や、仕上げのこしょうが炭焼き職人の手から零れ落ちる炭の粉のように見えるからなど、色々な説があります。

日本でよく知られているレシピでは、生クリームを使いますが、本場イタリアでは生クリームではなくチーズを使ったソースが一般的で、ベーコンの塩味に、まろやかなソースが絶品です。

・地域：ヴェネチア・ジュリア州（北部）

チャルソンスはイタリア北部で古くから愛われている郷土料理のひとつで、シナモン・砂糖・燻製チーズ・ミントなどを使った甘い味付けが一般的です。各家庭で作られてきた料理なので、定番のレシピもバラエティに富んでいて、じゃがいもやレーズンを使ったレシピも人気があります。

濃厚なチーズの風味に燻製の香りやシナモンなどのスパイシーな風味が加わる絶品料理で、イタリア北部の山の味が楽しめます。

・地域：ボローニャ（中部）
・パスタ麺の種類：トルテリーニ

トルテリーニはボローニャから生まれたと言われるパスタ料理で、ローマ神話のヴィーナスの好物と伝えられています。本場のトルテリーニは肉を具材に使ったものが一般的ですが、チーズや生ハム、ほうれん草などを具材にしている場合もあります。ソースも種類が多く、スープで煮込んだ水餃子風のレシピも人気です。

チーズを使ったクリーミーのトルテリーニには、かぼちゃを使ったソースが相性抜群です。見た目も可愛いのでおもてなしなどの一品にも向いています。