佐藤錦の特徴は?旬の時期・季節はいつ?美味しい食べ方や通販商品も紹介!
佐藤錦はどんな特徴のさくらんぼか知っていますか?今回は、佐藤錦の〈旬の時期・味・値段〉など特徴を〈紅秀峰〉など他の品種との違いを比較して紹介します。佐藤錦の美味しい食べ方や通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
佐藤錦の栽培に好まれる気候は北の寒い地域で、冬の厳しい寒さに耐え、果実の糖度がより増すと考えられています。
・山形
・北海道
・青森
・山梨
山形県での生産量が全体の約8割を占めており、次いで北海道、青森、山梨の順に生産量が多いです。アメリカから輸入しているアメリカンチェリーも夏は暑く、冬は寒さが厳しいカリフォルニアやワシントンで多く栽培されています。
佐藤錦と紅秀峰など他のさくらんぼとの違いは?
さくらんぼは品種改良を重ねられ、佐藤錦以外にもたくさんの種類があり迷います。その中で、佐藤錦とその他のさくらんぼにはどのような違いがあるのか調査しました。
佐藤錦と紅秀峰の違い
まず、紅秀峰の特徴は以下の通りです。
・収穫時期が遅い
・果肉が固く、大玉
・酸味が少なく、糖度が高い
山形県全体で収穫されているさくらんぼの中で、佐藤錦に次いで多い品種が紅秀峰となります。佐藤錦のベストシーズンである6月を過ぎる頃に紅秀峰の収穫時期を迎え、ちょうどお中元の時期と重なります。果肉が固い上糖度も高く、佐藤錦よりも日持ちがよいのが特徴です。
(*佐藤錦と紅秀峰の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
佐藤錦と大将錦の違い
大将錦の特徴は、以下の通りです。
・収穫時期が遅い
・果肉が固く、大玉
・酸味が少なく、糖度が高い
・生育期間が長い
・希少品種である
大将錦の収穫時期も紅秀峰と同様7月上旬からであり、佐藤錦よりも熟すのにかかる期間が長く、果実が固く甘いのが特徴です。しかし大将錦は、山形県でも生産場所が限られているため、山形県外ではあまり出回らない品種となっています。
紅秀峰、大将錦は佐藤錦と肩を並べる甘さを持ちあわせ、佐藤錦の傷みやすさ、日持ちのしにくさを補うために生まれた品種といってもよいでしょう。
佐藤錦の美味しい食べ方は?
佐藤錦は値段が高い上実が繊細なため、せっかく食べるならより美味しいものを選びたいものです。ここでは、美味しい佐藤錦の見分け方とおすすめの食べ方を紹介します。
美味しい佐藤錦の特徴・選び方
新鮮なさくらんぼの特徴は、以下です。
・光沢があり、果肉に張りがある
・鮮やかな赤色をしている
・粒が大きいもの
・茎が太く、きれいな緑色をしている
佐藤錦を含むさくらんぼを選ぶ際は、弾力があり、美しい赤色をしているものを選びましょう。果肉が固く黄色っぽいのものはまだ熟しきれておらず、逆に果肉に締まりがなく濃い赤色のものは熟れ過ぎです。
また、さくらんぼは茎から栄養分を補給する性質があるため、太くてきれいな緑色の茎を持つさくらんぼを選ぶとよいでしょう。粒が大きいのも、十分栄養分を吸収している証拠です。
佐藤錦を保存する際のポイントと食べ方のおすすめ
さくらんぼを購入の際は、以下の方法での保管が望ましいです。
・さくらんぼを容器から出し、新聞紙やクッキングペーパーで包む
・冷暗所や冷蔵庫で保管
・完熟後は早めに食べ切る
さくらんぼは温度変化に弱い果物なので、直接冷気が当たらない冷暗所や冷蔵庫で保管しましょう。すぐに食べない場合は、果実の結露と乾燥を防ぐために、新聞紙やクッキングペーパーで包んでから冷やしてください。さくらんぼの購入後は、2〜3日以内を目安に食べ切りましょう。
(*さくらんぼの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)