サンバルソースとは？使い方や作り方・レシピは？おすすめ市販品も紹介！

一見しただけでは自分好みのサンバルソースを探すのは困難なため、ここでは好みの分かれる辛さの種類を紹介します。

・サンバル・マニス　甘口
・サンバル・マニスプダス　甘辛
・サンバル・アスリ　中辛
・サンバル・プダス　辛口
・サンバル・エキストラプダス　激辛

下にいくに従って辛さが強くなっているので、辛みが苦手な人はサンバル・マニスを選ぶことでサンバルソースを楽しめます。インドネシアの店では10種類以上のサンバルソースから選ぶこともあり、料理や気分によってサンバルソースを変えることも多いです。

サンバルソースは基本の唐辛子、玉ねぎ、ニンニク、塩のといった材料のほかに、魚介を入れたりトマトを入れたりと、材料の種類や量によって数十種類に分類されます。材料のほかにも炒める順番であったり加熱調理しなかったりと、サンバルソースの味わいや種類は豊富です。

サンバルソースは調味料としての使い方のほか、薬味や漬物としての使い方もあります。ここではサンバルソースの基本の使い方と合う食材を紹介します。

【サンバルソースの基本の使い方】
・炒め物の味付けに
・スープの味付けに
・サラダのドレッシング代わりに
・漬物、薬味として

サンバルソースは調味料として使われることが多く、醤油のように何にでも気軽に入れることができます。具材の形が残っているタイプのサンバルソースは薬味や漬物のように食べられることもあり、焼き魚やごはんの上など、さまざまな料理に添えて提供されることが多いです。

【サンバルソースに合う食材】
・エビ
・魚
・鶏肉

サンバルソースはトラシという発酵したエビの調味料が入っていることが多く、魚介との相性が非常に良いです。なかでもサンバルソースとエビを合わせて、ナシゴレンやミーゴレンなどのエスニック料理に多く使われています。

マレーシアやインドネシアなどにはさまざまな信仰が共存しており、食に関するタブーが多くあります。鶏肉は他の肉類に比べてタブー視されることが少ないため、広く調理されてきました。サンバルソースと鶏肉の相性は良く、サンバルソースを鶏肉にもみこんだフライドチキンは、インドネシアの定番料理のひとつです。

・トマト缶　1缶
・ニンニク　2かけ
・レッドオニオン　3玉（玉ねぎ　半玉で代用可）
・レッドチリ　好きなだけ
・塩　小さじ1/2とひとつまみ
・砂糖　小さじ1
・サラムリーフ　1枚（カレーリーフまたはベイリーフ1枚で代用可）
・油　大さじ2
・ガランガル　5g（ショウガ半量で代用可）
・レモン　1/2個

サンバルソースの作り方は以下の通りです。

①レッドニオンを薄切りにし、ニンニクとガランガルは半分に切って包丁でつぶす
②フライパンに油を入れ弱火にかけ、塩ひとつまみを加えてレッドオニオンを炒める
③②にニンニクと残りの塩、砂糖、レッドチリを加える
④③の砂糖が溶けたら、ガランガルを加えて香りが出るまで炒める
⑤トマト缶を加えて15～20分、水分を飛ばしながら中火にかける
⑥水気がなくなったらサラムリーフを混ぜ、火を止める
⑦レモンを搾り入れる

砂糖とトマトが入ることでマイルドな辛さと甘みが楽しめるサンバルソースのレシピです。エビペーストがあれば小さじ1/2をニンニクと一緒に入れ、塩の量を調整すると旨みが増したサンバルソースになります。冷ましておけば冷蔵で2日、冷凍で2週間保存できるのでいろいろなアレンジが楽しめます。

サンバルソースは各家庭や店によって材料もレシピもさまざまなので、自分好みの味付けを探すのも楽しいです。