こんにゃくの賞味期限は?開封後は短い?腐敗の見極めや保存で日持ちさせるコツを解説!
こんにゃくの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、こんにゃくの賞味期限を〈開封後・未開封〉別に比較して、期限切れでも食べられるのかなど紹介します。こんにゃくの日持ちする〈冷蔵・冷凍〉での保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
安全係数を考慮すると、賞味期限を過ぎてもすぐに食べられないわけではありません。忘れていた賞味期限切れのこんにゃくが出てきても、冷蔵で保存して状態がよければ捨てずに中身を確認してみましょう。保存状態が良ければ、驚くことに賞味期限切れから半年から1年過ぎても腐ることが無いようです。(※2、3)
ただし、食感や味は本来のこんにゃくより落ちてしまうので、美味しく食べるには出来るだけ早めに食べましょう。
こんにゃくの賞味期限が切れたらどうなる?腐る?
こんにゃくは賞味期限切れでも食べられるようですが、腐っていた場合はどのような状態になるのでしょうか。未開封・開封後にこんにゃくが腐るとどうなるのか、以下に挙げる点を参考に判断してみてください。
(*腐ったこんにゃくについて画像付きで詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①匂い
通常こんにゃくの匂いは生っぽい独特な匂いがしますが、腐った場合、その匂いに変化があるようです。
・強烈な異臭を放つ
こんにゃくが腐るととても強烈な臭いに変わるようです。ツンとしたような、酸っぱいような匂いがしてきたらそのこんにゃくは腐っている証拠です。悪臭なので開封後にすぐわかるので、食べずに捨てましょう。
②見た目
腐ったこんにゃくを見分けるには、見た目でも判断可能です。
・パックの水が濁っている
・パックが膨張している
・感触がグニャリとしている
・膜が張っている
・出してみると形が崩れる
・表面に白い斑点がついている
未開封のこんにゃくの水が濁っていたり袋ごと膨張している場合は腐敗が進んでしまっていますので、そのまま廃棄しましょう。袋の上からこんにゃくの端を触って確認するのも良いでしょう。グニャリとした感触であればこんにゃくは腐ってしまっています。
未開封の状態で判断し難い場合は、開けてみてこんにゃくの形がドロっと崩れてしまったり、表面に白い斑点状のカビがついていないかを確認しましょう。また、開封後のこんにゃくを保存をしていた場合も見た目や匂いの変化をチェックしましょう。膜を張ることもあるようです。
③味
匂いや見た目に異常がない場合でも、賞味期限切れのこんにゃくは味に変化が出ます。
・口に含むと酸っぱい匂いや味がする
・縮んでしまい硬くなっている
もし、見た目や匂いに異常が無くても、食べてみた際に本来のこんにゃくには無い酸っぱい匂いや味がした場合は腐っていますので廃棄しましょう。また、大幅に賞味期限が切れたこんにゃくは、徐々に水分が抜けてしまい小さく縮んでいきます。これを離水と言いますが、こうなると食感は硬くなり、味も変わってしまいます。
しかし、上記で述べたような異常がなければ食べられますが、離水により従来のこんにゃくの味は劣化してしまうので食べる際には工夫が必要でしょう。
こんにゃく(開封後)の日持ちする保存方法は?
こんにゃくは副菜などの一品にも使いやすく、開封後に使い切れず残りを保存しておく場合も多いでしょう。余ってしまったこんにゃくがなるべく日持ちできるように最適な保存方法を紹介します。
冷蔵保存がおすすめ
美味しく長く保存するにはパックに入っているアルカリ水(アク水)と一緒に冷蔵保存すると良いでしょう。詳しいやり方を説明します。
①パックのアルカリ水を取っておく
②こんにゃくとアルカリ水を密封容器に入れこんにゃくを浸す
③蓋をして冷蔵庫へ
もしアルカリ水を捨ててしまった際は水道水でも保存はききますが、この場合は毎日水を替える必要があり保存期間も少し短くなります。水に浸けることでこんにゃくの離水が防がれるので開封後1週間〜1ヶ月程の保存が可能ですが、再度使う際は、こんにゃくが傷んで無いか見た目や匂いを念のため確認しましょう。
(*こんにゃくの保存方法・期間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)