手作りジャムの賞味期限を種類別に!保存方法や日持ちのコツも紹介!
手作り・自家製ジャムの賞味期限・日持ち期間がどのくらいか知っていますか?今回は、手作りジャムの賞味期限を〈糖度・開封状態・容器〉別や〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存方法別に、日持ちのコツと紹介します。手作りジャムの賞味期限切れの見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 手作りジャムの賞味期限・日持ち期間は?種類で違う?
- 手作りジャムの賞味期限は「糖度・容器・開封状態」で決まる
- 手作りジャムの正しい保存方法・賞味期限は?常温NG?
- 手作りジャムが未開封の場合は常温保存でOK
- 手作りジャムの開封後は冷蔵保存しよう
- 手作りジャムを開封後に日持ちさせたい時は冷凍保存がおすすめ
- 手作りジャムの賞味期限を伸ばすコツはある?
- ①煮沸消毒をする
- ②糖度を高くする
- ③真空状態で瓶詰めする
- ④食べる際は清潔なスプーンを使う
- 手作りジャムの賞味期限が過ぎた時の見分け方は?食べると危険?
- 手作りジャムの賞味期限切れの特徴・見分け方
- 腐った手作りジャムを食べると食中毒の危険性がある
- 手作りジャムの保存容器のおすすめも!
- ①ウェックキャニスター(473円)
- ②ジャム瓶500ml(1,280円)
- ③メイソンジャー(799円)
- 手作りジャムの賞味期限に気を付けて保存しよう!
手作りジャムは、どのようにすれば賞味期限を伸ばすことができるのでしょうか。ここからは、手作りジャムの賞味期限を伸ばすコツを4つ紹介します。
①煮沸消毒をする
保存瓶の煮沸消毒は、以下の手順でおこなってください。
1、瓶と蓋を食器用洗剤で洗う
2、大きめの鍋に水を張り、瓶と蓋を沈めて火にかける
3、沸騰したら火を弱めて15分ほど煮る
4、トングなどで瓶と蓋を取り出す
5、布巾やザルの上に裏返して置き、水気を切る
大きな瓶など、全てを水に沈めることができない場合は、お玉などを使って瓶全体に熱湯をかけたり瓶を転がしたりして煮沸してください。熱湯に瓶を入れると、急激な温度変化によって瓶が割れてしまうので必ず水の状態から火にかけて煮沸を行いましょう。
煮沸後の瓶は、とても熱いので火傷に注意してください。素手で触ると菌が付着する可能性があるので、トングや菜箸などを使って清潔を保つようにしましょう。
②糖度を高くする
手作りジャムは、糖度が高いほど保存期間も伸びます。手作りジャムの良い点は、好みの糖度に調整できることですが、低糖度のジャムは保存性が悪いです。糖度30%台のジャムと60%台のジャムとでは、約2倍もの保存可能期間の違いが出てくるので、保存期間を伸ばしたい場合は糖度を高くしてください。
③真空状態で瓶詰めする
手作りジャムの瓶詰め、脱気のやり方は以下の通りです。
1、ジャムが熱いうちに、煮沸消毒した瓶に詰める
2、蓋を閉めて鍋に並べ、蓋の2㎝ほど下まで水を入れる
3、火にかけて沸騰したら、弱火で15分ほど煮る
4、火からおろし、軍手や布巾を使って蓋をかたく閉め直す
5、瓶を逆さまにして、冷めるまでおいておく
ジャムは、瓶の9割程度まで詰めるようにしてください。煮沸すると蓋が緩むので、手順2ではきつく蓋を閉める必要はありません。沸騰後に弱火で煮ている間に少しずつ空気が抜けていくので、15分ほどは煮るようにしてください。
煮沸したジャムと瓶は、とても熱いので熱湯から取り出す際や蓋を閉め直す際は、火傷に十分気を付けましょう。冷めた後に、蓋の中心がへこんでいたら上手に脱気ができた証拠です。
④食べる際は清潔なスプーンを使う
ジャムを食べる際には、毎回清潔なスプーンやヘラを使うようにしてください。直接舐めたスプーンなどですくうと、口の中の雑菌がジャムに侵入して腐りやすくなります。また、ジャムの使用後はそのまま常温で放置せず、すぐに蓋をして冷蔵庫にしまってください。
手作りジャムの賞味期限が過ぎた時の見分け方は?食べると危険?
手作りジャムの賞味期限が切れてしまった場合、食べるのは危険なのでしょうか。ここでは、賞味期限が切れた手作りジャムの見分け方と危険性について解説します。
手作りジャムの賞味期限切れの特徴・見分け方
賞味期限が切れた手作りジャムには、以下のような特徴があります。
・綿のような白いカビがある
・緑や青色の粉のようなカビがある
・カビのような臭いがする
・変な酸味を感じる味がする
ジャムに白い綿のようなものや緑色や青色をした粉のようなものが見られた場合は、カビの可能性が高いので食べないようにしてください。また、見た目ではわからなくても、臭いや味に異変を感じた場合は食べないようにしましょう。腐敗したジャムを口に含んでしまった時は、すぐに吐き出して口をゆすいでください。
(*ジャムのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
腐った手作りジャムを食べると食中毒の危険性がある
手作りジャムを食べて以下のような症状が見られた場合は、食中毒の可能性があります。
・胃痛や腹痛
・激しい下痢
・嘔吐
・呼吸器症状
少量のカビであれば、誤って飲み込んでしまっても胃の中の強い酸によって消化されるので、健康を害する心配はほとんどありません。しかし、ひどい腹痛や下痢、嘔吐など明らかにいつもと違う症状が出た場合は病院の受診をおすすめします。
カビには食中毒など直接的な症状がなくても、がんを誘発するものやアレルギーの原因となるものがあるため注意をしてください。
手作りジャムの保存容器のおすすめも!
ここでは、手作りジャムの保存におすすめの容器を3つ紹介します。ジャムを手作りする際は、紹介する容器を使って保存してください。