パスタの賞味期限切れはいつまで大丈夫?10年後は?開封後・未開封で比較して紹介!

パスタの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、パスタの賞味期限を〈乾燥パスタ・生パスタ〉別や〈未開封・開封後〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。パスタの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. パスタの賞味期限は長い?短い?
  2. パスタの賞味期限はどのくらい?
  3. ①乾燥パスタの場合
  4. ②生パスタの場合
  5. ③茹でたパスタの場合
  6. パスタの賞味期限切れはいつまで食べられる?
  7. 賞味期限の定義
  8. 腐っていなければ食べられる
  9. パスタの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
  10. ①乾燥パスタの腐った場合の特徴
  11. ②生パスタの腐った場合の特徴
  12. 乾燥パスタの日持ちする保存方法は?
  13. ①開封後の場合の保存方法
  14. ②茹でてからの保存方法
  15. 生パスタの日持ちする保存方法は?
  16. ①冷蔵保存の場合
  17. ②冷凍保存の場合
  18. 常温保存には向いていない
  19. パスタの賞味期限に注意しよう

食品の味や風味などを落とさずに食べられる期限が賞味期限、品質が劣化せずに問題なく食べることができる期限が消費期限として設けられていますが、どちらも未開封の状態で適切な保存方法で保存している場合に限られています。

消費期限や賞味期限は問題なく美味しく安全に食べることができる最大日数に安全係数1未満をかけ、余裕をもって賞味期限を設定しているので多少過ぎていても問題なく食べられます。(※1)

腐っていなければ食べられる

開封後、乾燥パスタはできる限り早めに食べることが望ましいですが、腐っていなければ賞味期限切れのものでもほぼ問題なく食べられます。中には、賞味期限が10年も前に切れているパスタを食べても問題なかった人もいるそうです。(※2、3)

また、期間を置いた乾燥パスタは茹でた時に麺の表面の滑らさが増し、麺質がよりしっかりするとも言われます。賞味期限だけではなく、腐っていないかをしっかりと確かめてから調理しましょう。

パスタの賞味期限が切れて腐るとどうなる?

パスタは腐っていなければ食べられますが、腐ってしまった場合どのような状態になるのでしょうか?乾燥パスタと生パスタが腐った時の特徴を紹介します。

①乾燥パスタの腐った場合の特徴

乾燥パスタが腐ると以下のような状態になります。

・白や緑のカビが生える
・湿気っている
・味が変わる


乾燥パスタは水分を14%未満に乾燥させてあるので、未開封ならカビが発生することは原則ありません。ただ、パスタは湿気に弱いので、開封後は湿気を吸わないように注意する必要があります。

また、密閉できる容器で保存しないとコクゾウムシなどの害虫が発生する場合があるので注意が必要です。もしも害虫が発生した時は、賞味期限内でも食べるのはやめましょう。また、パスタに白や茶色の斑点がある場合がありますが、これは小麦の胚乳や皮の一部で、製造過程で混入したものなので製品には問題ありません。

②生パスタの腐った場合の特徴

生パスタが腐った場合は、乾燥パスタの時よりも見た目で分かりやすいです。

・カビ臭くなる
・パスタの表面がぬるついている
・糸を引く
・腐敗臭がする


生パスタは水分を多く含みますし、卵も使用しているため適切に保存しないと傷みやすい食材です。保存してあった生パスタにぬめりがある場合は、雑菌が繁殖している可能性があるので食べるのはやめましょう。パスタに使われる小麦などを汚染するセレウス菌などの細菌は耐熱性があるので、加熱しても除去できません。

(*パスタのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

パスタにカビが…?黒・白色など種類と見分け方は?食べたらどうなるのかも紹介!

乾燥パスタの日持ちする保存方法は?

乾燥パスタを出来るだけ日持ちさせるためには、どのようにすればいいのでしょうか。茹でる前と後でそれぞれ保存方法を紹介します。

①開封後の場合の保存方法

開封後の乾燥パスタを保存する場合には以下のことに気を付けましょう。

・密閉できる容器に入れる
・高温多湿、直射日光の当たらない冷暗所で保存する


乾燥パスタは、未開封でも開封した場合でも常温での長期間保存が可能です。開封後の乾燥パスタは湿気に弱く、味や風味、食感が落ちてしまいます。湿気を防ぐため、パスタ専用のパスタケースや瓶などのしっかり密閉できる容器やきれいなペットボトルなどに入れて保存しましょう。

ペットボトルに入れて保存すると、ちょうど一人分のパスタの量を出すことができるので便利です。また、冷蔵庫での保存は虫がつきにくいメリットはありますが、温度変化による湿度の発生や他の食品の匂いがついてしまう場合があるのであまりおすすめしません。冷蔵庫で保存したい場合は、パスタと一緒にシリカゲルなどの乾燥剤を入れると良いでしょう。

②茹でてからの保存方法

茹でたパスタは日持ちしないので、茹でてから保存する場合は以下の手順で冷凍保存するのをおすすめします。

1.パスタを少し固めに茹で、冷水で手早く冷やす
2.オリーブオイルやソースを絡める
3.平らになるように広げラップで包んで冷凍する
4.凍ったらフリーザーバッグなどの密閉袋、容器に入れ保存


解凍した後に柔らかくなりすぎるのを防ぐため、茹でた後は冷水であら熱を取ります。また、オイルやソースを絡めておくことで冷凍中に麺の水分が蒸発するのを防ぎます。

また、ミートソースなどのパスタソースを絡めておくと、味が馴染むのでさらにおいしく食べられます。また、他の食品の匂い移りを防ぐためにも空気に触れないようにすることも大切です。冷凍保存する場合は、1か月を目安に食べましょう。

(*パスタの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

関連する記事