レモンが腐るとどうなる?カビ・茶色いのは?見分け方や食べた時の対処法も紹介!
【SOLIMONE監修】レモンは腐るとどうなるのでしょうか?カビ・茶色・柔らかくなるのは腐っているのでしょうか?今回は、腐ったレモンの〈見た目・感触・味わい・臭い〉など特徴・見分け方や食べたらどうなるのかを紹介します。レモンの腐りにくくする保存方法や腐ったレモンの使い道も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- レモンが腐ったかもしれない…
- まずはレモンの日持ち期間を知っておこう
- レモンは腐るとどうなる?見分け方は?カビや茶色になる?
- ①見た目
- ②感触
- ③味わい・臭い
- レモンの腐る前で傷んではいるがまだ食べられる場合は?
- 腐ったレモンを食べたらどうなる?対処法は?
- 腐ったレモンを食べても食中毒になる可能性は低く過度な心配は不要
- 症状がひどい場合は病院へ行こう
- 腐ったレモンの使い道は?食べる以外で活用できる?
- ①油汚れが目立つ場所の掃除に利用する
- ②蛇口・鏡の水垢取りに使う
- ③ポットのカルキ汚れに使う
- レモンの腐りにくくする保存方法・ポイントは?
- ①1〜2週間内に食べる場合は冷蔵保存する
- ②カット済みや長期保存する場合は冷凍がおすすめ
- レモンが腐る前に消費できるレシピを紹介!
- ①レモン麹
- ②レモンの鶏肉煮込み
- ③レモンの蜂蜜漬け
- レモンが腐らないよう早めに消費しよう
レモンが腐ったかもしれない…
レモンは料理の彩りやアクセントに欠かせない食材ですが、明確な賞味期限が分からない人も多いでしょう。レモンは具体的にどのくらいの期間であれば、腐らせることなく保管できる食材なのでしょうか。まずはじめに、レモンの日持ち期間について解説します。
まずはレモンの日持ち期間を知っておこう
レモン | 常温 | 冷蔵 | 冷凍 |
丸ごと | 2〜3日 | 1週間〜2週間 | 1ヶ月 |
カット済み | 保存不可 | 2〜3日 | 1ヶ月 |
レモンの日持ち期間は、丸ごとかカット済みかによって異なります。カット済みのレモンは丸ごとに比べ、断面が空気に触れやすく酸化がより早く進むため、日持ち期間が短くなります。基本的にレモンは10℃以下での保存が適しているため、冷蔵または冷凍で保管すると日持ちを伸ばすことが可能です。
また、防腐剤が添加されている輸入レモンのほうが保存期間が長く、防腐剤が使われていない国産レモンのほうが傷みやすいのが特徴です。
レモンは腐るとどうなる?見分け方は?カビや茶色になる?
レモンが腐るとどのような状態になるか知っておくことで、誤って腐ったレモンを口にすることがなくなるでしょう。ここからは、レモンが腐っているかどうかを見分ける方法を紹介します。
①見た目
出典: @shimazo0315
レモンが腐ると、以下のような見た目に変化します。
・カビが生える
・茶色に変色する
・中の果肉が溶けている
レモンは、腐ると白や緑色のカビが生えることがあります。カビが目に見えてわかるようであれば、そのレモンの全体に細菌が広がっている可能性があります。洗ってカビが綺麗に落ちても、決して食べないようにしましょう。
レモンの外側は綺麗であっても、中の果肉が茶色く変色したり溶けたりしている場合もあります。そのため、レモンが腐っているかどうかを外側だけで判断するのは難しいといえます。
②感触
腐ったレモンの感触の特徴は、以下の通りです。
・触ると柔らかい
・果肉の感触が明らかに違う
腐ったレモンは触ると水気が出て柔らかくなるため、持ってみて柔らかいと感じたら食べるのをやめましょう。レモンを切ったときに果肉を触ってみて、滑りがあるものも腐っている証拠なので、食べないように注意してください。
③味わい・臭い
腐ったレモンの味や臭いは、以下のような特徴があります。
・酸味が消える
・腐敗臭がする
レモンは元々酸味のある果実ですが、腐ると酸味は薄れていきます。またレモン特有の酸味のある香りとは明らかに異なる異臭や腐敗臭がすれば、腐っていると判断して良いでしょう。レモンが腐っているかどうかを見分けるためにも、まずは臭いで確かめてみてください。
レモンの腐る前で傷んではいるがまだ食べられる場合は?
完全に腐った状態ではなく、まだ食べられるレモンは以下のような特徴があります。
・表面に傷がある
・カットしたレモンから水分が出ている
・果肉が乾燥している
レモンは表面に傷ができることで、その部分から細菌が繁殖しカビが生えたりして傷みやすくなる原因となります。これらの傷は栽培時にできることもあるため、購入する前に傷がないか確認することをおすすめします。また、カットしたレモンは数日経つと水気が出たり乾燥したりするため、カットしたレモンは早めに消費するようにしましょう。