セビーチェとは?マリネと違い・歴史は?本格的な作り方・レシピも紹介!
セビーチェとはどのような料理か知っていますか?マリネと違いあるのでしょうか?今回は、セビーチェの〈歴史・語源〉など特徴を、材料・味付けや本格的な作り方と紹介します。<にんにく>を使ったアレンジレシピや献立例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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セビーチェとは?マリネと違いある?
昨今、和食は世界遺産に登録されるほど人気で世界で和食ブームが起きているようですが、中でも人気なのが寿司です。これまで生の魚は日本人しか食べないと思われていましたが、南米にはセビーチェと呼ばれる生の魚介を使用した料理があります。ここでは、セビーチェについてやマリネとの違いについて紹介します。
セビーチェとは「魚介のマリネ」風の南米料理
セビーチェは南米ペルーで生まれた料理で、魚介のマリネのことを指します。新鮮な魚介と野菜をさっぱりとした調味液で漬け込んで作られるセビーチェは、ペルーだけでなくメキシコなど南米の広い地域で愛される名物料理となっています。中でもペルーでは国民食とされており、前菜として食卓に並ぶことが多い料理です。
セビーチェの歴史・起源や語源
セビーチェの名前の由来は諸説ありますが、その一つは「cebiche」がケチュア語で新鮮な魚を意味する「siwichi」からきていると言われています。セビーチェの起源はペルーで酢や柑橘類・香辛料で生の魚を漬け込む技術は、スペインから南北アメリカに持ち込まれたとされています。
セビーチェと「マリネ」の違い
セビーチェとマリネの違いは調理法か料理名かの違いです。マリネは、肉・魚・野菜などを酢やオリーブオイルからなる調味液に浸す調理法のことを指し、セビーチェは南米ペルー発祥の料理名のことを指します。これよりセビーチェとは南米風魚介のマリネとも言い換えられます。
(*マリネについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
セビーチェの材料・味付けのポイントは?
なかなか名前を聞く機会がないセビーチェですが、主にどのような材料で作られているのでしょうか。ここでは、ペルーで作られる基本的なセビーチェの材料を紹介します。
①魚には白身魚が主
セビーチェによく使用される魚介類は、以下の通りです。
・鯛
・ひらめ
・タコ
・エビ
・ホタテ
セビーチェにマグロや赤身系の魚を使うこともありますが、基本的には淡白な味わいが特徴の白身魚を使用する人が多いです。主に真鯛やひらめ、タコ、エビ、ホタテなどの魚介類がよく使われています。魚の種類は複数種類使用することもあり、魚介の様々な食感や味わいを楽しむこともできるのでおすすめです。
②野菜は彩りが良さを重視
セビーチェによく合わせる野菜は、以下の通りです。
・トマト
・玉ねぎ
・きゅうり
・アボカド
玉ねぎは普通のものでもよいですが、紫玉ねぎだと彩りが更によくなります。他にもアボカドやきゅうりなども彩りがよくなりおすすめです。シンプルな味付けで仕上げ、前菜としてよく食卓に並ぶセビーチェは、食卓が華やぎ食欲が沸く彩りを重視することも大切です。