豚汁の日持ちは?常温・冷蔵庫での目安は?保存方法や腐敗の見分け方も解説!
豚汁の日持ちはどのくらいか知っていますか?今回は、豚汁の日持ちを〈常温・冷蔵庫〉別に比較して、日数の違いや腐った場合の見分け方など紹介します。豚汁の日持ちする正しい保存方法や、作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
豚汁が腐ると、味に以下のような異変を感じる場合があります。
・酸味
・苦味
・舌にピリピリとした刺激を感じる
匂いや見た目に変化がなくても、豚汁を口に含んだ時に味に違和感を感じた場合は腐っている可能性が高いでしょう。酸味や苦みを感じたり、舌にピリピリとした刺激を感じた場合は飲み込まずに吐き出したほうが安全です。
豚汁のおすすめの保存方法・ポイントは?
季節の室温によって日持ちが左右される豚汁は、常温での保存は基本的にはおすすめできません。日持ちさせるための冷蔵、冷凍の保存方法を紹介します。
豚汁は冷蔵保存がおすすめ
日持ちがしない豚汁は、冷蔵庫に入れて保存することをおすすめします。保存の際は以下の手順で行います。
①豚汁を沸騰直前まで火を通し温める
②氷水などを使って一気に冷やす
③鍋に蓋やラップをするか、密閉容器に移し替えて冷蔵保存する
豚汁を冷蔵保存する場合は、氷水などを使って一気に冷やすことが大切です。常温でゆっくり冷ますと、雑菌が繁殖して腐りやすくなるので注意しましょう。また、冷蔵庫に入れる際は、空気に触れないように蓋やラップなどで密閉してから保存します。鍋が冷蔵庫に入る場合は鍋ごと保存し、入らない場合はタッパーなどの密閉容器に移し替えて保存しましょう。
冷凍保存も可能
豚汁をたくさん作って余ってしまった場合は、冷凍保存も可能です。冷凍保存する場合は、以下の手順で行いましょう。
①冷凍に向かない具材を取り除く
②豚汁を火にかけ沸騰させる
③鍋ごと用意した氷水に入れて豚汁を冷ます
④豚汁を密閉できる保存容器に入れて冷凍庫に入れる
豚汁の冷凍保存の仕方は、基本的に冷蔵保存と同じです。ただし、豆腐やこんにゃく、ジャガイモなどの具材は冷凍すると食感や味が落ちるため、冷凍には向きません。それらの具材はあらかじめ取り出し、他の料理に活用するなどしましょう。冷凍の際は、1~2食分をフリーザーバックなどに小分けして保存をしておくと使用する時に便利です。
豚汁が日持ちする作り方のポイント
豚汁は少し工夫するだけで、日持ちさせることができます。ここからは、腐敗を防いで豚汁を日持ちさせる作り方・ポイントを紹介します。
①具材を油でしっかり炒める
豚汁を日持ちさせたいのであれば、調理の際に具材を油でしっかり炒めるようにしましょう。豚肉や野菜などの食材を油でしっかり炒め火を通すことで、水分を飛ばして保存性を高めることができます。さらに油を使うことで肉や野菜の旨みが凝縮され、冷めても美味しくなるので、日持ちと美味しさを両方手に入れることができます。
②味付けを濃い目にする
豚汁は味付けを濃い目にすることで、雑菌の繁殖を防いで日持ちを長くすることができます。逆に味が薄いと傷みやすくなるので、薄味の場合は早めに食べ切ることが大切です。保存する場合は、味噌などの調味料を多めに使ってて味付けを濃い目にしておき、薄味が好みの方は食べる時に薄めるなどの工夫をすると良いでしょう。
③仕上げに生姜を入れる
豚汁を日持ちさせたい場合は、仕上げに生姜を使うのがおすすめです。豚汁の仕上げに生姜のしぼり汁を入れたり、すりおろした生姜を入れると、生姜の抗菌作用によって日持ちさせることができ、香りも良くなります。