ししとうの下ごしらえ方法は?へた・種は食べる?天ぷら・焼くなど料理別に紹介!
ししとうの下ごしらえはどうするのでしょうか?種・ヘタは取るのでしょうか?今回は、ししとうの下ごしらえの仕方を<素揚げ・天ぷら>など料理別に紹介します。下ごしらえのコツや、おすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ししとうの下ごしらえで種・ヘタは取る?食べれる?
ほろ苦い味わいのししとうは天ぷらや煮浸しなどの料理で使われることが多いですが、種やヘタは食べられるのでしょうか。ここからは、ししとうの下ごしらえについて詳しく解説します。初めてししとうの下処理をする人は、ぜひ参考にしてみてください。
ししとうの種・ヘタは食べれるので取り除かなくてもOK
ししとうの種とヘタは可食部に値するため、取り除く必要がありません。残しておいた方が、食物繊維やビタミンCなどの栄養価を摂ることができます。ただし、焼く・煮るなどの調理法によっては種やヘタを取る場合もありますが、栄養面を考える場合には取り除かないようにしましょう。なお、ししとうの詳しい下ごしらえの方法は、次項で紹介します。
(*ししとうの種や栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ししとうの下ごしらえ・下処理の方法は?
ピーマンのような見た目のししとうを美味しく食べるには、正しい方法で下処理を行う必要があります。ここからは、ししとうの正しい下ごしらえ・下処理の方法を紹介するので、料理初心者の人は参考にしてみましょう。
ししとうの下ごしらえ【素揚げ】
ししとうの素揚げの下ごしらえは、以下のとおりです。
1、ししとうを洗う
2、包丁か竹串で穴を開ける
素揚げにするししとうは、ヘタと種を残した状態にするのがポイントです。適量な油で揚げるため、ヘタと種を残しても嫌な口当たりになりません。ただし、包丁か竹串などで穴を開けないと爆発する危険性があるので、注意してください。
(*ししとうを素揚げする方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ししとうの下ごしらえ【天ぷら】
ししとうを天ぷらにする時の下ごしらえは、以下のとおりです。
1、ししとうを洗う
2、ししとうのヘタを切る
3、包丁で縦にして切れ目を入れる
ししとうを天ぷらにする際は、種を残してヘタを取りましょう。ヘタだけを取ると、お店で出てくるような見た目のきれいな天ぷらに仕上がります。また、ししとうの爆発を避けながら揚げる時には、包丁で縦に切れ目を入れて空気穴を作るのがポイントです。
ししとうの下ごしらえ【BBQ】
BBQでししとうの串焼きを作る時には、以下の手順で下ごしらえをしてください。
1、ししとうを洗う
2、ししとうのヘタを取る
3、縦に切り目を入れて種を取る
難しい作業はなく、水洗いをしてヘタと種を取り除くだけで、BBQ場でも簡単に下ごしらえをすることができます。また、包丁がない場合は、BBQでよく使うペティナイフなどでも下処理が可能です。
ししとうの下ごしらえ【カレー】
ししとうをカレーに入れる時の下ごしらえは、以下のとおりです。
1、ししとうを洗う
2、ししとうのヘタと種を取る
3、包丁を斜めに入れて半分にカットする
ししとうを丸ごとカレーに入れてしまうと食べにくいので、食べやすいように半分にカットをしましょう。また、ヘタと種も取り除くのもポイントで、口当たりのよいししとうのカレーに仕上がります。ししとうが苦手な場合は、細かくみじん切りするのもよいです。
ジャンボししとうの下ごしらえの方法
ジャンボししとうの下ごしらえは、以下のとおりです。
1、ジャンボししとうを洗う
2、ジャンボししとうのヘタを取る
3、包丁で半分にカットして種を取る
別名「甘長とうがらし」とも呼ぶジャンボししとうは、その名の通り大きい野菜のため、ヘタと種を取るのがポイントです。ヘタと種を取るだけで、食べやすさが格段に上がります。調理法によっては、ジャンボししとうを半分にカットしましょう。
ししとうの下ごしらえのコツは?
ししとうをプロに近い状態で仕上げるには、下ごしらえ時に2つのコツを抑える必要があります。ここからは、ししとうの下ごしらえのコツを紹介するので、調理時の参考にしてください。
①加熱する前に切る
ししとうの新鮮な状態を保つには、加熱する前に包丁で切るのが大切です。料理に合わせてカットすることで、加熱時間を短縮させることができます。加熱する時間が短ければ、ししとうの鮮やかな緑色を保てる上、食材本来の美味しさも維持できます。
②爪楊枝で穴をあける
加熱する前、ししとうは必ず爪楊枝などで穴をあけましょう。空洞状態のししとうを焼いたり揚げたりすると、中の空気が温められて次第に膨張して、爆発を起こしてしまうからです。ししとうの空気穴は1箇所だけではなく、数箇所に作りましょう。
ししとうの下ごしらえ後のおすすめレシピ3選!
へたも食べられるししとうは、素焼きや炒め物などの料理で楽しめます。ここからは、下ごしらえ後のししとうを使ったおすすめレシピを紹介します。ししとうのレシピを知って、料理のレパートリーを増やしましょう。
①ししとうのしょうが煮浸し
しょうがの効いたししとうの煮浸しは、あともうひと品欲しい人に最適なレシピです。ししとうは1度焼いているため、香ばしい香りも楽しめます。しょうがの効いた出汁と合わせる時には、最低でも冷蔵庫で10〜15分ほど寝かすのがコツです。
②ししとうとナスの和風炒め
和食のレパートリーを増やしたい人におすすめのレシピが、ししとうとナスの和風炒めです。味噌の甘辛いタレが食材とよく絡み、ご飯がすすむでしょう。美味しく作るコツは、豚肉と野菜を別々に炒めることです。
③ししとうの絶品素焼き
ししとうは、シンプルに素焼きするだけでも美味しく食べられます。メインのししとうは種とへたを取らず、そのまま焼いています。また、油を敷いていないためヘルシーで、健康志向の人におすすめのレシピです。
ししとうの下ごしらえのコツを知ろう
ししとうは上手に下ごしらえをすると、栄養満点の絶品料理ができあがります。また、初心者でも扱いやすい野菜の1つなので、ししとうの下ごしらえのコツを知って美味しい料理を食べましょう。