ブラックニッカスペシャルとは？終売？まずい・うまいの評価や飲み方を紹介！

ブラックニッカスペシャルというウイスキーにはどんな特徴があるのでしょうか。味や色味、飲み方やうまい・まずいの評価、口コミ・レビューを紹介します。終売の噂もありますが、その真偽も確かめてみましょう。

ブラックニッカスペシャルは柔らかな甘さと、ビターなコクがブレンドされたウイスキーです。しっかりとした余市のモルトと宮城狭のモルトの香りとマイルドなカフェグレーンの香りのバランスの良さに評価があります。

その味わいは柔らかで甘く、キーモルトのコクと少しの苦みが複雑な味を醸し出しています。飲み方によっては、味の変化が面白く感じるかもしれません。アルコール度数は42%あり、度数の高さの割に低価格で販売しています。

ブラックニッカスペシャルは、1956年に発売された「ブラックニッカ」から続くシリーズの中のひとつです。1956年に「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」という想いを込めて初代ブラックニッカを発売しました。

当時の日本ウイスキーには「級別制度」があり、2級ウイスキーが大半を占めていた時代でした。原酒本来の味わいをブレンドし、製造したブラックニッカは最高クラスの「特級」を獲得し、評価を得ました。初代ブラックニッカのキーモルトは余市モルトを軸にブレンドされ、9年後の1965年にカフェグレーンをブレンドした新ブラックニッカが登場しました。

そして1985年に余市・宮城狭・カフェグレーンの原酒を足した度数42%の「ブラックニッカスペシャル」が完成形としてできました。ブラックニッカシリーズの一番新しいものが、度数45％の「ブラックニッカディープブレンド」になります。

ブラックニッカスペシャルは、30年以上も長く売れている歴史あるウイスキーです。ここでは見た目や味、香りなどの特徴を紹介します。レビューにもある通りじっくりと、ウイスキーの色、味、香り、余韻を楽しんでみることをおすすめします。

ブラックニッカスペシャルの色味は、オレンジがかった少し濃い琥珀色です。水割りやハイボールにすると、少しずつ氷が解けて、薄い黄色がかった琥珀色になります。色の変化を見ながら、ブラックニッカスペシャルを楽しむのも面白いでしょう。

ピートの香りに、甘いレーズンやリンゴ、樽由来のビターやアーモンドの香りがします。この価格の日本のウイスキーにしては質の高い香りです。最後にほんのりと、ヨードの香りが残ります。

ブラックニッカスペシャルの味わいは滑らかで、飲み始めはあっさりしており、アルコールの刺激も少ないです。りんごのような甘さがあり、ダークチョコレートのような苦みもあります。複雑な味わいをしていますが、初心者でも比較的飲みやすい味です。フルーツとナッツの香りがして、少しの苦みを感じるといったレビューもありました。

ブラックニッカスペシャルのフィニッシュは、クリーミーでモルトの香りがあり、少しの渋みとスモーキーさもあります。かなり薄く感じるほどなのでスモーキーなウイスキーが苦手でも飲みやすいでしょう。長く続く甘い余韻もあり、穀物由来の甘さかもしれません。

ブラックニッカスペシャルのうまい・まずいの評価やレビューはどんなものでしょうか。実際の評価・レビューを紹介するので参考にしてください。

ここでは、ブラックニッカスペシャルの4つの飲み方を紹介します。飲み方によっては、いつものおつまみを代えても面白いかもしれません。自分好みの飲み方を見つけて、ウイスキーを楽しみましょう。

ブラックニッカスペシャルのもつ、深いコクやピートの感じをしっかり味わえるのがストレートです。穀物の優しい甘さを感じ、アルコールはあるものの、飲みやすく、ほかの飲み方にはない甘味を感じられ、ウイスキー初心者でも美味しく飲めます。

しっかり冷やしたグラスに、氷とブラックニッカスペシャルを入れ、炭酸を注ぎます。酸味が主体で甘口の味になります。いろいろな料理にもよく合うのもハイボールです。ブラックニッカスペシャルの風味を、軽やかな飲み口で飲めるので、飲みすぎには注意しましょう。レビューを見てもハイボールで飲む人が多いです。

美味しいブラックニッカスペシャルの基本的な水割りの割合は、ウイスキー1に対してミネラルウォーターが2から2.5の容量です。滑らかな口当たりが特徴で、42％のアルコール度数が高すぎる人はこちらの飲み方がおすすめです。自分の好みに合わせて、割合を調整しやすいのもメリットでしょう。

ロックはグラスに氷を入れて、ブラックニッカスペシャルを注ぎ、マドラーで混ぜれば出来上がりです。冷たいチェイサーを用意しておくのもおすすめです。常温で飲むよりも、香りが立ちにくいですが、甘さやフルーティーさが増して、味が変わっていくのを楽しめます。ストレートよりも飲みやすいです。

ブラックニッカスペシャルは終売になるといった噂もありますが、本当に終売するのでしょうか。また、酒屋やスーパーで販売しているのかについても気になるところです。ここでは、ブラックニッカスペシャルの販売状況について詳しく説明します。

ブラックニッカスペシャルのホームページには、販売終了の記載は有りませんでした。しかし、ブラックニッカクリアやリッチブレンド、ディープブレンドに比べて記載が小さいです。ウイスキーブームで、ブラックニッカスペシャルの原酒が不足しているとの情報もあるので、終売ではないが、大量に販売しないということかもしれません。

ブラックニッカスペシャルは、酒屋やスーパーではあまり見かけません。店頭売りでは容量720ml、1440mlのどちらかが販売されていればよい方で、実際4店舗探して、最後の店舗でようやく見つけて購入したレビューもあります。

購入するならば、通販サイトの方が確実でしょう。希望の容量や価格の安いものを探しやすく、注文すれば家まで配送もしてくれます。

ここからは、ブラックニッカスペシャルのおすすめ商品を紹介します。通販で購入すれば、瓶に名前を刻印出来る商品もあり、お祝いや記念品、コンペなどの賞品にできるでしょう。なお、4Lの大容量タイプの販売はありません。

ブラックニッカスペシャルの容量720mlは、少しずつ飲む人におすすめです。手頃な価格で、初めて飲む人やお試ししたい人にも向いています。こちらサイトでは、最安値価格の1200円で購入できます。

ブラックニッカスペシャルの容量1440mlは、ハイボールや水割りをよく作って飲む人におすすめです。通販でまとめ買いするとお得で、自宅まで配達してもらえるので運ぶ手間も省けます。

ブラックニッカスペシャルは、キーモルトを基にした複雑な香り、飲むと甘味があり、ほんのりと苦みが残る後口と、度数は高くとも飲みやすくブレンドされた素敵なウイスキーです。手頃な価格で販売されているので、初めての人も試しやすいでしょう。今回紹介した飲み方で、自分好みのブラックニッカスペシャルを飲んでみてください。