ベーキングパウダーは重曹で代用できる?違いは?片栗粉など代わりの調味料を紹介!
ベーキングパウダーがない時の代用方法を知っていますか?違いがなさそうな重曹で代用できないのでしょうか?今回は、〈ホットケーキミッスク・ドライイースト〉ベーキングパウダーの代用品のおすすめを紹介します。ベーキングパウダーで代用OK・NGなお菓子の種類も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
パンを作るときには欠かせないドライイーストも、ベーキングパウダーの代わりとして使うことができます。ただし、ドライイーストはイースト菌の発酵によって生地が膨らむため、発酵に長い時間がかかるのがデメリットです。発酵時間が足りないと十分に膨らまないので、時間に余裕をもって調理しましょう。
(*ドライイーストとベーっキングパウダーの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③卵白(メレンゲ)
ベーキングパウダーがない時には、代わりに卵白を泡立てたメレンゲを使用するのもおすすめです。ベーキングパウダーは炭酸ガスが発生することで生地が膨らみますが、卵白の場合は卵白の泡が炭酸ガスの気泡の代わりになります。
ただし、卵白を使う場合は事前にしっかりと泡立てることが大切です。泡立て方が足りないと生地がうまく膨らまないので注意しましょう。
④片栗粉
片栗粉はベーキングパウダーと見た目が非常に似ていますが、ベーキングパウダーのような生地を膨らませる効果はありません。生地を膨らませる目的で片栗粉を使っても、全く膨らまないので注意が必要です。
ただし、片栗粉はベーキングパウダーを揚げ物の衣などに使用した際に生じる、サクサクとした食感の再現には役立ちます。サクサクとした食感の揚げ物を作りたい時は、衣に片栗粉を使うと良いでしょう。
⑤炭酸水
ベーキングパウダーを切らしてしまった時は、水の代わりに炭酸水を使用して調理するのもおすすめです。ベーキングパウダーは、炭酸ガスの気泡を発生させることで生地を膨らませる効果を発揮します。そのため、生地作りに炭酸ガスを含む炭酸水を使えば、生地の中で炭酸ガスの気泡が発生してベーキングパウダーと同じ効果を得ることができます。
ただし、レモン風味などの炭酸水を使用するとお菓子の風味を損なうので、味や香りのない炭酸水を使用することが大切です。また、炭酸ガスを多く含む強炭酸水を選ぶとより効果的でしょう。
ベーキングパウダーなしでOKなお菓子レシピ
ベーキングパウダーを切らしてしまった時は、ベーキングパウダーを使わずに作ることができるお菓子に挑戦するのもおすすめです。中には、材料を大きく変更せずに作れるレシピもあります。ここでは、ベーキングパウダーなしでOKなお菓子レシピをいくつか紹介しましょう。
①クッキー
ベーキングパウダーを使用してケーキを作る予定だった場合には、クッキーに変更するのもおすすめです。薄力粉やバター・卵・砂糖といった、通常のケーキに使用する材料が揃っていれば、簡単に作ることができます。