強力粉を薄力粉で代用できる？米粉・片栗粉は？パン作りで代わりになる粉物を紹介！

薄力粉と中力粉で強力粉の代用を迷ったら、中力粉がおすすめです。同じ小麦粉で味も変わりませんが、グルテン量は薄力粉よりも多いため、強力粉の代用にするなら薄力粉よりも向いていると言えます。全量を中力粉にしてレシピがそのままだと、質感や出来上がった感じに違いが出るため、こねる時間や発酵時間などを工夫する必要があります。

（＊中力粉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

米粉で作ったパンも最近はよく見るようになり、製パン用の米粉も販売されています。米の独特の粘りからパンが作れ、グルテンフリーであるため、強力粉で作るパンよりもアレルギーの心配もなく健康的です。強力粉よりもパンを作るのは難しいと言われますが、ホームベーカリーであれば簡単に作れ、独特のもっちりとした食感にやみつきにになる人もいます。

ただし、パンではなくうどんを作る場合はグルテンがないため、細く伸ばせないので不向きです。

大豆パウダーはグルテンが含まれていないものの、市販の小麦グルテンを加えるとパンを作るなら代用ができます。大豆パウダーは小麦ではないため、糖質制限などのダイエットをしているときのパン作りにもおすすめの材料です。粘りがないのでうどん作りには不向きですが、お菓子作りには向いているのでダイエット中なら常備しておくのも良いでしょう。

リスドォルは準強力粉にあたり、小麦粉にモルトパウダーが含まれています。本来ハード系のパンを作るのに向いていますが、食パンなどの柔らかいパンを作るのにも好評のようです。パン作りをするときに強力粉の代わりにするなら、最適な代用品と言えるでしょう。

準強力粉はリスドォルと同じく、ハードパンによく使用される小麦粉でモルトパウダーが含まれていないものもあります。ぎっしりと詰まったようなパンになるため、ナッツやドライフルーツを入れたパンには強力粉よりも準強力粉の方がおすすめで、素朴な味わいが楽しめます。グルテン量も多いため、代用というよりメインで使用するのも良いでしょう。