大根がカビても食べられる?対処法や見分け方は?正しい保存方法も解説!
【野菜ソムリエ監修】大根にカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈黒カビ・白カビ〉など大根のカビの種類・見分け方を画像と共に紹介します。カビが生えた時の対処法や、正しい保存方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*スが入った大根は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④切り口が青い
買ってきた大根の切り口が青い、、、!調べてみたら青あざ症っぽい。害はないらしいけどちょっときもいwwwhttp://t.co/ArKDeEuvEp pic.twitter.com/JogpSx23x6
— ゆう→G310GS (@125GROM) October 29, 2014
上の写真のように大根の切り口が青くなっていると、カビが生えたのではないかと思うかもしれませんが、カビではありません。これは、大根に含まれる色素が変色することによって起こる生理現象で、「青あざ症」と呼ばれています。
青あざ症は、栽培時の気温や土壌がその発生に影響するほか、25度以上の場所に保管すると起こりやすいと言われています。変色しているだけなので食べることはできますが、味や食感はあまり良くありません。
(*大根の切り口の色について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
⑤カビ臭い
カビが生えてくると、独特のカビ臭さが発生します。見た目で気づかなくても、食べた時にカビ臭さを感じて、カビが生えていたことに気付く場合もあるでしょう。また、酸っぱい臭いがする場合は、雑菌が繁殖して腐っている可能性もあります。
雑菌が繁殖して腐敗した場合は、変色や柔らかくなるなどの変化が見られるのが特徴です。カビだけでなく、雑菌によって腐敗している場合も、食べると健康を害する場合もあるので食べずに捨てましょう。
(*大根のカビや腐敗の見分け方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
大根がカビる原因は?
大根はたとえ冷蔵庫で保存していても、カビが生えてしまうことがあります。ここでは、大根にカビが生える原因や、生えやすい環境について解説します。
①高温多湿な環境での保存
カビが生えやすい環境は、温度が20~30度、湿度が80%以上の場所です。特に梅雨から夏にかけてはカビが発生しやすいですが、それ以外の季節でも室温で放置しておくとカビが生える場合があります。また、大根の表面よりも、断面の方が水分が多いためカビが発生しやすいのでより注意が必要です。
②葉を取らずに保存
大根は、葉を取らずに保存するとカビが生えやすくなるので注意が必要です。葉がついたまま保存した大根は、葉が大根の水分や栄養を吸収する影響で傷みやすくなり、カビも生えやすくなります。