しいたけの白い粉はカビ?見分け方は?正しい保存方法や腐って食べられない状況など紹介!
しいたけにカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈白・黒・緑〉など、しいたけのカビの種類を見分け方とともに紹介します。腐って食べられない状態やカビを防止する保存方法・賞味期限も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③感触
しいたけが腐っているかどうかは、触った感触でも判断することができます。
・ぬめりがある
・水っぽい
しいたけを触ってみてぬめりや水気を感じたら、それは腐っていると考えて良いでしょう。新鮮なしいたけの表面には水気がありません。実際にしいたけを手で触れて触ると、腐っているかどうかを判別しやすくなります。
(*しいたけが腐った状態について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
しいたけの正しい保存方法・賞味期限は?
しいたけは水分量が多いため、賞味期限が短いのが特徴です。しいたけを日持ちさせるには、どのような方法で保存したらよいのでしょうか。
常温保存はNG
スーパーなどでは、しいたけは青果コーナーの常温で陳列されているケースがほとんどですが、しいたけは常温保存には向きません。しいたけは水気や湿気に弱い性質があるため、常温で放置するとすぐにカビが生えたり腐ったりしてしまいます。
気温や湿度が低い春や秋、冬の場合は、短時間であればしいたけを常温で保存することが可能です。一方で、気温や湿度が上昇する夏の時期においては、しいたけを常温で保存しないように注意しましょう。
冷蔵で保存する方法
しいたけを冷蔵庫で保存する方法は、以下の通りです。
1、パックからしいたけを出して新聞紙やキッチンペーパーで包む
2、ビニール袋に入れて冷蔵室または野菜室で保存する
しいたけは、表面に水分がついていると腐敗の原因になるため、吸水性の高い新聞紙やキッチンペーパーで必ず包んでください。しいたけをビニール袋に入れる際は、しいたけの軸部分を上にすると傷みにくくなります。しいたけを冷蔵で保存した場合の賞味期限は、1週間程度です。
冷凍保存する方法
続いて、しいたけを冷凍保存する方法を見ていきましょう。
1、軸と共に石づきを切り落とし、食べやすい大きさに切る
2、保存用の密閉袋に入れて冷凍室で保存する
しいたけを冷凍する場合は、用途に応じて薄切りやひと口大の大きさに切ってから密閉袋に入れてください。調理の際は解凍せずそのまま使うことができ、料理の時短にもつながります。
しいたけを冷凍すると、細胞壁が壊れてアミノ酸が増えるため、調理の際に旨みや香りが引き立ち栄養価も高くなります。冷凍したしいたけの賞味期限は、およそ1か月が目安です。
(*しいたけの冷凍保存方法などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
乾燥させて保存する方法
しいたけを長期保存する場合は、乾燥して保存する方法がおすすめです。
1、しいたけの石づきを取り、キッチンペーパーで拭いて使いやすい大きさに切る
2、しいたけを新聞紙やザルの上に重ならないようにして広げる
3、太陽の当たる場所に置く
4、夏場は1日、冬場は数日天日干しにして完了
しいたけを新聞紙やザルに並べる際は、軸の部分を下にすることで保存期間が延ばせます。天日干しが難しい場合は、室内で窓ガラス越しに置いても同じように乾燥させることができます。乾燥させたしいたけは、乾燥材と共に密閉袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存してください。
しいたけを乾燥させると、旨み成分であるグアニル酸やビタミンD、葉酸などの栄養素が増加し、旨みや栄養成分が高まります。しいたけの栄養を効率よく摂取するなら、乾燥保存がおすすめです。乾燥させたしいたけの賞味期限は、1年ほどです。
(*しいたけの賞味期限について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)