ブロッコリーに黒い部分・斑点がある原因は?食べても大丈夫?変色を防ぐ方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】黒い部分や斑点が出てきたブロッコリーを見かけたことはありますか?今回は、ブロッコリーの〈茎・花蕾〉にある〈黒ずみ・斑点〉や〈黄・茶〉に変色する場合の原因と腐敗など注意すべき場合について紹介します。黒く変色するのを防止する保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③ぬめりがある
ブロッコリーは黒色や茶色に変色すると、ぬめりが出てくることがあります。ぬめりは特に茎や花蕾を中心に出てくるので、ブロッコリーに茶色や黒い部分が出てきたら茎や花蕾を触って確認してみてください。もし、ぬめりがあれば完全に腐っており、食べられないので迷わず捨てましょう。また、手についたぬめりは、他の食材を触る前にしっかり洗い流してください。
(*ブロッコリーが腐った場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーの変色を防ぐ保存方法は?
ブロッコリーは生鮮食品なので、長い間置いておくと茶色や黒色に変色し始めるので、購入してから長くても5日以内に食べきりましょう。もし、購入してからすぐに使わない場合は以下のように保存すると、ブロッコリーの品質を下げることなく保存することができます。
①ブロッコリーを生で保存する場合
ブロッコリーは次のように下処理をすると、簡単に鮮度を保ったまま保存することができます。
1.ブロッコリーを食べやすい大きさに切り分ける。
2.しっかり洗う。
3.水気を切る。
4.密閉保存袋に重ならないように入れる。
5.冷凍庫に入れて保存する。
ブロッコリーは生のまま冷凍することで、特有のきれいな緑色を保ったまま保存することができます。解凍する時は、ブロッコリーを深さのある耐熱容器に入れて、その上から軽く水を振りかけた後、レンジで2分程度で加熱しましょう。
②ブロッコリーを茹でて保存する場合
ブロッコリーは茹でてから冷凍保存することで、調理が楽になるのでおすすめです。
1.ブロッコリーを食べやすい大きさに切り分ける。
2.短めの時間で塩茹でする。
3.水気を切る。
4.完全に冷ます。
5.密閉保存袋に重ならないように入れる。
6.冷凍庫に入れて保存する。
ブロッコリーは茹でて保存することもできますが、生のままの保存に比べて食感が落ちてしまいます。しかし、先に下茹でしておくことで、使う時に茹でる手間が省けるので調理時間の短縮につながります。
(*ブロッコリーの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーが黒くても捨てないで
ブロッコリーは放置しておくと、茎の黒い斑点や花蕾や葉の黒ずみなどが進んでしまいます。しかし、その正体はポリフェノールや黒すす病などの原因が考えられ、味や栄養価にはそれほど影響はありません。変色の原因を確認、理解して、できるだけ食べるようにしましょう。