りんごを皮ごと食べるメリットは?栄養豊富?農薬・ワックスなど懸念点についても解説!
【野菜ソムリエ監修】りんごは皮ごと食べた方がいいのか知っていますか?今回は、りんごの皮を食べた方がいい理由や皮に含まれるポリフェノールの種類や栄養の効果効能について紹介します。りんごの白い粉やべたつきや皮ごと食べる際の注意点も紹介するので、参考にしていてくださいね。
目次
- りんごは皮ごと食べた方がいい?理由は?
- りんごの皮に多くのポリフェノールが含まれている
- ポリフェノール①プロシアニジン
- ポリフェノール②アントシアニン
- ポリフェノール③エピカテキン
- りんごの皮に含まれる栄養や効果・効能は?
- ①食物繊維
- ②ビタミンC
- りんごの皮にべたつき・白い粉?食べられる?
- 皮のべたつき・白い粉の正体はブルームで食べられる
- 皮についているブルームの効果
- りんごを皮ごと食べる際の注意点は?
- ①外国産のりんごは皮ごと食べない
- ②残留農薬がある
- りんごの皮についてる残留農薬の取り方は?
- ①流水で洗う
- ②重曹水につける
- ③酢水で洗う
- りんごを皮ごと使ったレシピのおすすめ
- ①りんごのジャム
- ②りんごの紅茶
- ③りんご酢
- ④焼きりんご
- りんごは皮ごと食べよう
①流水で洗う
残留農薬を取り除く方法の中で手間やコストが1番かからないのは、流水で洗う方法です。農薬の多くは水に溶ける性質を持つため、念入りに水で洗えばほとんど落とすことができます。なお、茎などの凹凸がある部分は汚れが溜まりがちなので、念入りに洗いましょう。柔らかいスポンジや布などを使用して洗うと、より効果的です。
②重曹水につける
重曹水につける方法は、水で洗うのに比べてより効果的に農薬を除去することができます。重曹水で洗う場合は、100ccあたり5gほどの食用重曹を溶かした水に、りんごを1分ほどつけておきます。ただし、1分以上つけるとビタミンなどの栄養素まで流れ出てしまうので、1分以内で終えるようにしましょう。
③酢水で洗う
重曹が家庭に無い場合は、調味料として使用する酢を使って洗うのもおすすめです。酢を使う場合は、酢と水を1対3の割合で混ぜたものでりんごを洗い、流水ですすぎます。酢で洗うと、りんごが少し黄ばんでしまうことがありますが、食べても問題ありません。
りんごを皮ごと使ったレシピのおすすめ
りんごは切ってそのまま食べることが多いですが、少し手を加えて食べるのもおすすめです。ここではジャムや紅茶、酢など、りんごを皮ごと使って手軽にできるレシピを紹介していきます。
①りんごのジャム
りんごは皮ごとジャムにして食べるのもおすすめです。スーパーで売られているりんごジャムは黄色い印象がありますが、皮ごと煮込むことで綺麗なピンク色に仕上がります。
②りんごの紅茶
りんごの皮は、美味しいアップルティーに変えて楽しむこともできます。皮だけでなく、紅茶やミントなどのハーブを加えて味を変えるのもよいでしょう。
③りんご酢
りんご酢は、薄めて飲んだりドレッシングにしたりと、様々な応用ができるレシピです。美肌効果が期待されるビタミンCのほか、血糖値の上昇を抑える酢酸などを含むので、美容や健康の増進にも役立ちます。