ドラゴンフルーツの味は甘くない?まずい?美味しい食べ方や食べ過ぎの注意点など紹介!
【野菜ソムリエ監修】ドラゴンフルーツの味を知っていますか?どんな果物なのでしょうか?今回は、ドラゴンフルーツの美味しい食べ方・レシピや効能など食べるメリットも紹介します。食べ過ぎなど、食べる際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ドラゴンフルーツとはどんな果物?
ドラゴンフルーツは、個性的な外観が特徴の果物です。日本ではあまり見かけない果物ですが、ドラゴンフルーツとはどのような果物なのでしょうか。ドラゴンフルーツの種類やその特徴について調べてみました。
ドラゴンフルーツの種類
ドラゴンフルーツには、以下のような種類があります。
・ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)
・レッドピタヤ(レッドドラゴン)
・ピンクピタヤ(ピンクドラゴン)
・ゴールデンドラゴン
・イエローピタヤ
「ピタヤ」の別名を持つドラゴンフルーツは、サボテン科ヒロケレウス属の果実の一種で、熱帯地域を中心に生息しています。ドラゴンフルーツには様々な品種があり、皮の色や果肉の色・味などに違いがあります。
ドラゴンフルーツのなかでも一番流通しているのは、赤い皮に白色の果肉を持つホワイトピタヤです。レッドピタヤとピンクピタヤはどちらも皮の色は赤色ですが、果肉の色が異なります。その他には、果皮が黄色くうろこ状になっているゴールデンドラゴンや、黄色くゴツゴツした皮が特徴的なイエローピタヤなどがあります。
ドラゴンフルーツの味は?まずい?
ドラゴンフルーツは甘みが少なくまずいといった意見がありますが、それは本当なのでしょうか。ドラゴンフルーツの味は美味しいのか、それとも噂通りまずいのか、味の特徴について解説します。
ドラゴンフルーツの味はさっぱりしており甘くないことが多い
ドラゴンフルーツの味は、品種によって差があります。ホワイトピタヤやピンクピタヤ、ゴールデンドラゴンの3種はさっぱりとした味で甘味は控えめですが、レッドピタヤとイエローピタヤは他の品種よりも甘みがあり、ドラゴンフルーツの中ではイエローピタヤが最も甘いと言われています。
外国産のドラゴンフルーツは輸送中の腐敗を防ぐため未熟の状態で収穫されており、甘味が控え目のものがほとんどです。ドラゴンフルーツは収穫後に追熟しない性質があるため、日本で流通するドラゴンフルーツには未熟な果実が多く、味が甘くないことが多いことから「まずい」といった評判が立つようです。
一方で、完熟したドラゴンフルーツは糖度が高く、甘味が強いのが特徴です。旬の季節には直売所や産地直送などで完熟した国産のドラゴンフルーツが購入できることがあるので、興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。
平田麻奈美
野菜ソムリエ
最近、たまにスーパーでも見かけるようになったレッドピタヤ。 果肉はポリフェノールの美しい赤紫色です。 いつものさっぱりしたホワイトとは異なり、ジューシーで甘いのでドラゴンフルーツに対する考えも変わるかも? ぜひ見つけたら手に取ってみてくださいね。
ドラゴンフルーツはまずいけど栄養価が高い?
ドラゴンフルーツに含まれる主な栄養成分は、以下の通りです。
・カリウム
・マグネシウム
・葉酸
・ビタミンC
・食物繊維
・ベタシアニン(レッドピタヤのみ)
ドラゴンフルーツには体内の塩分量を調整するカリウムが豊富に含まれており、むくみや高血圧の予防効果があります。また、歯や骨の健康を保つマグネシウムや胎児の発育に不可欠な葉酸、美肌効果が期待出来るビタミンCなども含まれます。食物繊維も豊富なので、便秘解消効果も期待出来るでしょう。
さらに、レッドピタヤという品種に限られますが、ベタシアニンといった栄養素も含まれています。ポリフェノールの一種であるベタシアニンには強い抗酸化作用があるので、摂取すればがんや生活習慣病の予防に効果が期待出来るでしょう。
(*ドラゴンフルーツの栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ドラゴンフルーツの美味しい食べ方・レシピ
スーパーで販売されているドラゴンフルーツは、未熟で甘味が少ない外国産のものがほとんどです。ここからは、未熟なドラゴンフルーツを美味しく食べるおすすめの食べ方を紹介します。