ドラゴンフルーツの栄養成分や効能は?美容・健康に効果あり?食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ドラゴンフルーツに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、ドラゴンフルーツの栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。ドラゴンフルーツの種類や美味しい食べ方、アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- ドラゴンフルーツはどんな果物?
- ドラゴンフルーツの旬や選び方
- ドラゴンフルーツのカロリー・糖質
- ドラゴンフルーツの栄養成分と効果・効能
- ①ビタミンC
- ②ビタミンB1/B2/B6
- ③食物繊維
- ④カリウム
- ⑤葉酸
- ⑥マグネシウム
- ⑦ベタシアニン
- ドラゴンフルーツの種類は?
- ①ホワイトピタヤ
- ②レッドピタヤ
- ③ピンクピタヤ
- ④イエローピタヤ
- ドラゴンフルーツの美味しい食べ方は?
- ドラゴンフルーツの切り方
- ドラゴンフルーツの味は甘くない?
- ドラゴンフルーツの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①ドラゴンフルーツのゼリー
- ②ドラゴンフルーツとバナナのヨーグルトスムージー
- ③ドラゴンフルーツのデザートサラダ
- ④ドラゴンフルーツのサラダバルサミコ風味
- ドラゴンフルーツは栄養豊富な果物
ドラゴンフルーツはどんな果物?
ドラゴンフルーツは派手で個性的な外見をしています。外皮が龍の鱗のようなので、ドラゴンフルーツと呼ばれ、名前の由来になっています。サボテン科の果物で、英語ではピタヤと呼ばれ、東南アジアや中南米などで栽培されますが、近年はオーストラリアやスペイン、日本などでも作られるようになりました。今回はそんなドラゴンフルーツについて詳しく説明します。
ドラゴンフルーツの旬や選び方
ドラゴンフルーツの旬は品種と栽培地域によって異なります。レッドドラゴンの場合、国産のものは夏から秋が旬で、輸入物は冬から春までが旬です。良いドラゴンフルーツを選ぶ方法は下記の通りです。
・外皮の羽のような部分が太くて短く、先端に割れ目が入っている
・大きくずっしりと重い
・皮に張りがあって、しなびていない
ドラゴンフルーツはメロンやバナナのように追熟することがないフルーツなので、新鮮そうなものを選びましょう。ずっしりと重いものはみずみずしい証拠です。
ドラゴンフルーツのカロリー・糖質
カロリー | 50kcal |
---|---|
糖質 | 9.9g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ドラゴンフルーツの100gあたりのカロリーと糖質量は上記の通りです。ドラゴンフルーツは1個あたりの可食部は260gほどありますので、1個のカロリーは130kca、糖質は25.7gになります。
ドラゴンフルーツの栄養成分と効果・効能
カロリー | 50kcal |
---|---|
水分 | 85g |
タンパク質 | 1.4g |
糖質 | 9.9g |
食物繊維 | 1.9g |
脂質 | 0.3g |
ドラゴンフルーツはほとんどが水分で、カロリーの低い果物です。しかし、その色や形からは想像つかないほど栄養豊富で、アサイーの次にくるスーパーフードとも言われています。そこで、ドラゴンフルーツの健康効果が見込める栄養素について詳しく紹介します。
①ビタミンC
含有量(100g) | 7mg |
---|---|
1日の摂取量の目安 | 100mg |
1日の摂取量に占める割合 | 7% |
ドラゴンフルーツに含まれるビタミンCの効能は下記の通りになります。
・美肌効果
・風邪予防
・ストレスの緩和
ビタミンCは美白効果の他にコラーゲンの生成に欠かせない成分で、美肌効果が期待されます。また、ビタミンCには活性酸素を取り除き、細胞を守る効能があり、抗酸化作用が期待できます。そのため、風邪などの感染症やガン細胞の増殖を抑えることもわかってきています。(※2)
熊橋麻実
管理栄養士
ビタミンCはドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質の合成、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成にも関わっています。
②ビタミンB1/B2/B6
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | |
含有量(100g) | 0.08mg | 0.06mg | 0.05mg |
1日の摂取量の目安 | 1.4mg | 1.6mg | 1.4mg |
1日の摂取量に占める割合 | 6% | 4% | 4% |
ドラゴンフルーツにはビタミンB類も多く含んでいます、その効能は下記の通りになります。
・コレステロールを減少させる
・代謝をよくする
ビタミンB群は健康効果が期待できる嬉しい栄養素です。例えば、悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール減少させる効能があり、そのおかげで、高血圧や高脂血症、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
また、ビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変換する物資でもあるので、代謝をアップさせるためにも積極的に摂取しましょう。代謝率が落ちてくると疲労を感じやすくなるので、疲労回復のためにも重要な栄養素と言えます。(※3)(※4)(※5)