栗の種類・品種は?産地・旬・見た目の特徴は?美味しい見分け方のコツを紹介!
【野菜ソムリエ監修】栗の種類について知っていますか?日本の種類だけでも40種類あります。今回は、<利平・小布施栗・ぽろたん>栗の種類や種類別の産地・旬・見た目などの特徴を写真とともに紹介します。栗の美味しい見分け方のコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・旬の時期:成熟期10月中旬
・産地:山口県、愛媛県、茨城県
岸根栗は重さが30g~40gと和栗の中でも最大級に大きい栗で、その大きさが岸根栗の最大の特徴です。形は横に広く色は濃い褐色でツヤはありませんが、実は粉質が強く甘くまろやかな味がします。熱を加えると崩れやすいため、甘露煮のように形を残す料理をする際には注意が必要です。
栗の美味しい見分け方のコツは?
栗が採れる秋の時期には栗を食べるという楽しみ方の他に、栗拾いといった楽しみ方もあります。美味しい栗を簡単に見分ける方法を3つ紹介します。
①地面に落ちている
木になっているものや、木をゆらして地面に落とした栗は、まだ実が熟しきっていません。栗は熟すとイガと共に自然に地面に落ちるので、木の根元に落ちているものを選ぶようにしましょう。
②栗の殻に穴が空いていない
栗を拾う際、穴が開いているものは虫が外に出てきた証拠なので、実が詰まっていません。ただ、穴が開いていなくても虫が中にいる可能性はあります。大きなボウルに拾ってきた栗とその栗が隠れるほどの水を入れて半日ほど置き、浮いてくるものは中に穴が開いている証なので美味しくはありません。
③重みがある
収穫前に十分に養分がいかずに実が詰まっていないものや、収穫後に時間が経ちすぎ、水分が抜け実が痩せてしまったものは味が落ちてしまいます。ずっしりと重みがあり、皮にツヤと張りのあるものを選ぶようにしましょう。
栗の種類は様々
秋の味覚の栗は、日本のどこででも秋の初旬から終わりまで楽しめる、美味しい食べ物です。種類も豊富なので、自分好みの味や香りのする栗を見つけてください。