黄色いブロッコリーは食べられる?正体は?活用レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】黄色のブロッコリーを見たことがありますか?あの正体はブロッコリーの花なのでしょうか?今回は、黄色のブロッコリーを食べても問題ないのかや活用レシピを紹介します。黒・紫や茶色に変色した場合についても、その理由とともにくわしく説明するので参考にしてくださいね。
目次
茶色のブロッコリーは腐敗の可能性もあるため注意が必要
【茹でた後に茶色になった場合:食べて問題ない】
ブロッコリー茹で過ぎや蒸し過ぎが原因で、色素が落ちて茶色になります。食べても問題ありませんが、長時間の調理で味も栄養も落ちてしまっています。ブロッコリー本来の味と栄養を生かすためには、鮮やかな緑色と適度な柔らかさになったときに加熱をストップしましょう。
【茹でる前に茶色になった場合:食べるのは注意】
加熱していないのに茶色になっている場合は、ブロッコリーが傷んでいる可能性があります。ブロッコリーは緑色からだんだん黄色になりますが、その後、茶色に変色します。
生のブロッコリーを冷蔵庫で長期間保存して茶色に変色してしまった場合は、賞味期限が切れている可能性が高いので食べないほうが良いでしょう。腐っている場合の特徴は以下の通りで、
・カビが生えている
・水っぽい
・酸っぱい匂いがする
・ぬめりがある
など…
これらに当てはまる場合は、食べずに捨てるのが安全です。
(*ブロッコリーの変色や、腐るとどうなるか詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーが変色しにくい保存方法は?
固めに茹でて冷凍保存がおすすめ!
ブロッコリーはあまり日持ちしない野菜で、生の状態なら冷蔵庫で2、3日程度しか持ちません。光に当たるとブロッコリーの花が成長しやすくなるため、新聞紙で包んだり野菜用の保存袋に入れることで新鮮な状態を少し長持ちさせることができます。
ブロッコリーは茹でた後も冷蔵庫で2、3日とあまり日持ちしないため、長期保存したい場合には固めに茹でてから冷凍しておくと1か月程度持つのでおすすめです。
(*ブロッコリーの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
黄色のブロッコリーの活用レシピ5選!
黄色いブロッコリーは苦味があり味も食感も落ちているため、緑色の時のように塩茹でだけでは美味しく食べれません。黄色い花が咲いたブロッコリーも美味しく食べることができるおすすめのレシピを5つ紹介します。
①ブロッコリーのポタージュスープ
黄色い花が咲き始めてしまったブロッコリーは茹でて料理の彩りにすることには向いていませんが、ポタージュスープにすることで優しい色合いが綺麗な料理にすることができます。黄色いブロッコリー特有の苦みも、玉ねぎやバターと合わせることで気にならなくなります。
材料の豆乳は、牛乳に変更して作ることもできますし、茹で過ぎて茶色く変色したブロッコリーでも作ることができます。優しい甘さのポタージュスープはブロッコリー嫌いの子供でも食べやすいのでおすすめです。