干し柿の保存方法や期間は?冷凍・冷蔵・常温で長持ちする?柔らかくするコツも紹介!
【野菜ソムリエ監修】干し柿の正しい保存方法を知っていますか?今回は、干し柿を〈常温・冷蔵・冷凍〉で保存する方法や日持ち期間のほか、解凍方法も紹介します。干し柿をブランデー漬けで保存食にする方法や腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・干し柿/10個ほど
・砂糖/30g
・ぬるま湯/干し柿が浸かるほど
方法・手順
硬くなった干し柿は、以下の手順で柔らかくすることができます。
1. ボウルに砂糖とぬるま湯を入れる
2. ボウルに干し柿を入れる
3. 一晩漬ける
4. 好みの柔らかさになったら、砂糖水から干し柿を取り出す
砂糖水は、干し柿がしっかりと浸かるほどの量を入れるのがポイントです。砂糖水から取り出した後も食べ切れない場合は冷凍保存ができるので、1つずつラップに包んで冷凍保存をしましょう。
干し柿をブランデー漬けで保存食にする方法は?
干し柿を長く保存させるためには、ブランデーに漬けて保存食にしても良いようです。ここからは干し柿のブランデー漬けの作り方について、手順を追ってみていきます。
材料
・ブランデー/適量
・干し柿/適量
作り方・手順
干し柿をブランデー漬けにして保存食にするには、以下のような手順で行います。
1. ブランデーに干し柿を漬ける
2. 1ヶ月〜数ヶ月常温保存する
ブランデーは、干し柿がしっかりと浸かるように多めに入れるのがポイントです。1ヶ月ほど経つと干し柿の甘さがブランデーに溶け出します。さらに数ヶ月漬け込むと、干し柿にしっかりとブランデーが染み込んで通常の干し柿よりも柔らかい食感になります。
なお、干し柿をブランデー漬けした場合の保存期間は半年以上にまで延びるので、干し柿を食べきれない場合におすすめです。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
ブランデーの代わりにウイスキーやホワイトリカー、ウォッカ等で漬け込んで一風変わった果実酒としても楽しめます。長期保存可能な35度以上のアルコールに数年間漬け込めば何年物の干し柿酒になりますよ。
干し柿が腐った時の見分け方は?
様々な方法で保存できる干し柿ですが、腐った時はどのような変化が現れるのでしょうか。干し柿が腐った時の変化の特徴を解説していきます。
腐った干し柿の特徴
干し柿が腐ると、以下のような変化が現れます。
・表面に緑色のカビが生える
・干し柿の中から液体が出てくる
・異臭がする
干し柿が腐ると、見た目や臭いなどにわかりやすい変化が現れます。表面にカビがあったり、通常には見られないような液体が出てきたり、異臭がしたりする場合は腐っている可能性が高いので食べるのは避けましょう。
なお、干し柿の表面にある白い粉はカビではなくブドウ糖の結晶なので、食べても問題はありません。ただし、この白い粉は干し柿の水分が抜けると増えるので、できるだけ白い粉が少ないうちに食べきると美味しく食べられます。