カレーにカビが生えても食べられる?見分け方や原因は?正しい処理の仕方も紹介!
カレーにカビが生えたらどうなるか知っていますか?今回は、カレーに生えるカビの特徴・見分け方や原因のほか、取り除けば食べられるのかどうかも紹介します。カビたカレーの処理法・捨て方やカビない保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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カレーにカビが生えた?見分け方は?
カレーにはふんだんにスパイスが使われているため、傷みにくい印象を持つ人もいるかもしれませんが、季節によっては短時間でカビが発生します。ここでは、カレーにカビが生えた際の見分け方について説明します。
カレーに生えるカビの特徴・見分け方【画像あり注意】
出典: @yamamoto_0425
カレーに生えるカビの特徴として、以下のものがあげられます。
・表面が白く濁る
・糸を引いている
・表面に白い膜がかかったように見える
・表面が青緑色になっている
こうしたカビが生えた状態のカレーは、傷んでいると考えてほぼ間違いありません。このようなカレーは食べると下痢や腹痛などの食中毒の症状を起こす可能性もあるので、調理から時間が経ったカレーを食べる前にこれらの特徴がないかを確認しましょう。
カビたカレーの味・匂いの変化
カレーがカビると、味や匂いも以下のように変化します。
・食べるとすっぱい
・酸っぱい匂いがする
見た目には変化が見られなくても、味や匂いが変化したカレーもカビている可能性が高いため、食べない方が無難です。味や匂いに異変を感じても食べ続けることで、食中毒を起こすケースも珍しくないので注意しましょう。
(*カレーが酸っぱい場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
黒い粒はカレーの焦げの場合もある
出典: @morinohime69
カレーはを温める際は鍋に移すことが多いですが、加熱方法によっては鍋底で焦げてしまい、それが黒い粒となる場合があります。黒い粒の原因がカレーが焦げたことによる際には、多少の苦味は残るものの食べて害になることはありません。
カレーがカビる原因は?
カレーがカビてしまうのは、何が原因なのでしょうか。ここではカレーがカビる原因について詳しく解説します。
①常温で放置している
カレーは一晩寝かせると美味しいと言われていますが、季節によっては数時間常温で放置するだけでカビが生えることがあります。特に室温が20~30℃で湿度が70~80%の環境はカビが繁殖しやすい条件なので、梅雨や夏にカレーを常温保存していると、短時間でもカビが生えて腐る場合があるでしょう。
②粘り気が強い
カレーは粘り気が強く、冷めにくい性質を持っています。そのため、冷ます過程でカビや雑菌が増殖しやすい温度帯に長い時間留まることが、カレーがカビる一つの原因になります。粘り気の強いカレーを保存する際は、鍋ごと氷水に入れて冷やすなどの工夫をすることで、冷めるまでの時間を早めることが出来るでしょう。