いぶりがっことは?名前の意味は?味・作り方や食べ方おすすめ13選も紹介!
いぶりがっことはどんな食べ物か知っていますか?いぶりがっこはお酒のおつまみとしても親しまれています。今回は、いぶりがっこの意味や味の特徴【口コミ】、作り方を手順ごとに紹介します。いぶりがっこの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- いぶりがっことは?
- いぶりがっことは秋田県発祥の漬物
- 「いぶりがっこ」の意味
- いぶりがっこの味
- 「いぶりがっこ」と「たくあん」の違い
- いぶりがっこの作り方は?
- ①大根を洗う
- ②縄で編む
- ③燻製する
- ④漬ける
- いぶりがっこは日持ちする?
- いぶりがっこの賞味期限は約1ヶ月
- いぶりがっこの食べ方・付け合わせのおすすめは?
- ①日本酒
- ②ワイン
- ③ハイボール
- ④ブルーチーズ
- ⑤野菜のお浸し
- いぶりがっこのアレンジレシピ【13選】
- ①クリームチーズのピンチョス
- ②いぶりがっこと納豆のなす田楽
- ③いぶりがっこのドレッシング
- ④いぶりがっこのポテトサラダ
- ⑤いぶりがっこの胡麻油おにぎり
- ⑥いぶりがっことスナップエンドウのパスタ
- ⑦いぶりがっこのペペロンチーノ
- ⑧いぶりがっことレバーのアヒージョ
- ⑨いぶりがっこのキッシュ
- ⑩いぶりがっことチーズのオムレツ
- ⑪いぶりがっこ入り卵焼き
- ⑫いぶりがっこのサーモン巻き
- ⑬大根のつまといぶりがっこの和え物
- いぶりがっこを食べてみよう
②縄で編む
次に、きれいに洗った白首大根を上の写真のように8~10本ずつ縄で編んでいきます。いぶりがっこは、畑で収穫された翌日の夕方までには燻製を始めなくていけないので、燻製の下準備としてのこの作業は手早く行うことが大事になります。こうして鮮度の落ちないうちに燻製にすることで、雑味のないいぶりがっこができあがるのです。
③燻製する
大根の縄編みが終わったら、上から吊るして燻製にしていきます。良く乾燥させたナラや桜、ケヤキ等の広葉樹や楢の原木を使用して4~5日間絶やすことなく燻し続けることでスモーキーな風味になります。
ここでムラなくきれいなキツネ色に干しあげるためには、その時々での気温や湿度、大根の質等によって火加減をこまめに調整する必要があり、熟練の経験や感覚が必要です。このように、美味しいいぶりがっこを作るためには、長い時間と人の手によるきめ細かな作業が不可欠です。
④漬ける
燻し上がった大根は、その日のうちに米ぬかと塩とザラメを加えて手早く丁寧に漬け込んでいき、樽の中で漬かるのを待ちます。寒い地域で作ることで、この後の発酵がゆっくりと進んで深い味わいに仕上がっていきます。漬け込んでから数ヶ月経ち、発酵によって発生した気泡が漬物床の上の方に上がって音を立て始めたら、完成の合図です。
(*いぶりがっこの作り方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
いぶりがっこは日持ちする?
秋田県が発祥のいぶりがっこは、元々厳しい寒さをしのぐための保存食として作られてきましたが、具体的にはどの程度日持ちするのでしょうか。ここでは、いぶりがっこの賞味期限について説明します。
いぶりがっこの賞味期限は約1ヶ月
いぶりがっこは様々なメーカーから販売されており、メーカーの製造方法によって異なりますが、昔ながらの製法で作られているいぶりがっこの賞味期限は約1ヶ月とされています。一方、真空パックにして売られているいぶりがっこは長くて1~3ヶ月ほど日持ちします。
また、保存料などを加えているいぶりがっこの場合はさらに賞味期限が長い場合もあるでしょう。ただし、いずれの場合も開封後は傷みが早まるので、冷蔵庫に保管した上で3日以内に食べるのがおすすめです。
どうしても食べきれない場合は冷凍保存する方法もありますが、その場合は食感が変わってしまうのでチャーハンやパスタに使うなど調理に工夫をした方が良いでしょう。
いぶりがっこの食べ方・付け合わせのおすすめは?
独特のスモーキーな風味が特徴のいぶりがっこは、どのような食べ方や付け合わせがおすすめなのでしょうか。ここからは、いぶりがっこの美味しい食べ方やおすすめの付け合わせについて紹介します。