クッパとは?ビビンバと違いある?名前の意味や種類別の特徴は?人気レシピ・作り方を紹介!
クッパとはどんな食べ物か知っていますか?クッパは焼き肉店や韓国料理店で人気のメニューですが、今回は、クッパの意味やクッパの種類別の特徴、ビビンバとの違いを紹介します。クッパの人気レシピや作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
クッパとはどんな食べ物?

焼き肉店や韓国料理店のメニューで良く見かけるクッパですが、どういう料理なのかは知らない方も多いかもしれません。ここではクッパとは何か、その意味について説明していきます。
クッパとは韓国料理のスープご飯
クッパとは韓国料理の一つで、スープとごはんを組み合わせた料理です。韓国料理の中には辛い料理もありますが、クッパに使うスープは必ず辛い訳ではなく、唐辛子やキムチなどが別に添えられていることもあります。ごはんにスープをかけているように見えますが、スープに後からごはんを入れる形となっています。
「クッパ」の意味
クッパは韓国の言葉で、スープを意味する「クク」と、ご飯を意味する「バプ」が合わさった言葉です。スープとご飯を使った料理だということが、この名前にも表れています。加える具材などによってさらに名前が変わりますが、それについてはこの後詳しく説明します。
クッパの種類
主なクッパの種類には、以下のようなものがあります。
・コンナムルクッパ:豆もやし(コンナムル)が入っている
・デジクッパ:デジは豚肉という意味で、豚骨スープを使っている
・ソルロンタン:牛骨スープを使っている
・スンデクッパ:豚の腸に餅米や春雨などを詰めた、韓国式ソーセージのスンデが入っている
・チュオタン:ドジョウ(チュオ)を野菜と一緒に煮込んだスープを使っている
・クルクッパ:牡蠣(クル)が入っている
・ユッケジャンクッパ:牛肉と様々な野菜を煮込んで作った辛みのあるスープであるユッケジャンにごはんを入れている
このようにクッパには様々な種類があり、その種類によって全く違った味わいを楽しめます。日本でもなじみのある食材を使ったものが多く、ごはんを加えて食べるので、日本人にも食べやすいでしょう。
クッパとビビンバの違いは?

韓国料理店や焼き肉店では、クッパの他にビビンバを見かけることも多く、違いが良く分からない方もいるでしょう。ここでは、クッパとビビンバの違いについて見ていきます。
クッパとビビンバの違いはスープがあるかどうか
クッパとビビンバの最大の違いは、スープにあります。ビビンバはご飯の上にナムルや焼き肉、キムチを載せたご飯を混ぜたものを言います。一方、クッパはスープにご飯を入れて混ぜる料理です。スープの有無によって、料理名が変わるということは覚えておきましょう。
クッパの人気レシピ・作り方
ここでは、クッパの人気レシピについて見ていきます。クッパは自宅でも簡単に作ることができるので、レシピを参考にぜひ作ってみてください。
①簡単キムチクッパ
一人用の鍋の素があれば簡単に作ることが出来るキムチクッパです。手順もシンプルなので、時間がない方にもおすすめのレシピになります。ご飯を調理中のフライパンに入れて、雑炊仕立てにするのも良いでしょう。
②簡単スタミナクッパ
クッパは雑炊やおじやに近い食べ物のため、風邪を引いたり体調が悪い時に食べるのもおすすめです。生姜やニンニクを入れるとスタミナがつき、体調が悪い時や食欲がない時にもぴったりです。お茶漬けのような食感にしたい方は、ご飯を煮込みすぎないようにしましょう。
③なんちゃってクッパ
余った具材で簡単に作ることができるクッパのレシピです。冷蔵庫にある野菜で手早く作れるので、夜食に作るのも良いでしょう。
クッパの人気レシピ・作り方【肉】
クッパは使用する具材によって様々な味わいを楽しめます。ここでは、豚肉や牛肉など、肉を使ったクッパのレシピについて4つ紹介します。
①スタミナ牛肉クッパ
こちらはスタミナをつけたい時に役立つ牛肉とニンニクを使ったクッパのレシピです。ごはんを入れずにスープとして食べても美味しいでしょう。
②豚バラクッパ
安価でクッパを作りたい場合は、こちらの豚肉を使ったクッパがおすすめです。ニラやもやしといった食感の良い野菜を使うことで、美味しく仕上げることが出来ます。わさびオイルをかけて食べると、一味違った風味を楽しめます。
③挽肉クッパ
ヘルシーなクッパを食べたい場合には、こちらの低カロリーな鶏挽肉を使うクッパがぴったりです。野菜を煮込んで作りますが、ニラだけは火を止める直前に入れるようにして下さい。
④手羽元&豚モツユッケジャンクッパ
こちらは安価で手に入りやすい手羽元と豚モツを使ったクッパのレシピです。干し椎茸は時間をかけて戻すと、より美味しい出汁が出てきます。
クッパの人気レシピ・作り方【海鮮】
ここまで肉を使ったクッパのレシピを紹介しましたが、スープの味わいを楽しむクッパは海鮮系の具材もよく合います。ここでは、海鮮系クッパのレシピを4つ紹介します。
①ヒラメクッパ
ヒラメなどの白身魚の刺身が余ってしまった時は、クッパにアレンジすると良いでしょう。こちらのレシピではヒラメを使用していますが、白身魚であれば他の種類でもクッパに合います。ごはんは良く洗ってから調理しないととろみがつきすぎるので気を付けましょう。
②アサリとサバの春雨クッパ
こちらはごはんの代わりに春雨を使った、ヘルシーなクッパのレシピです。アサリやサバの魚介のエキスを吸った春雨がとても美味しく、ごはんが無くても満足感が高い一品です。
③サバ缶クッパ
クッパは材料の準備が大変な場合がありますが、こちらのように缶詰を使って手軽に作れるレシピもあります。もともと味のついている缶詰を使えば、豆板醤と醤油を加えるだけで味付けが済みます。好みでマヨネーズをトッピングしても良いでしょう。
④サラダかつおクッパ
サラダかつおと野菜だしの優しい味わいが美味しいクッパのレシピです。冷やして食べても美味しいので、夏バテで食欲が無い時などにもぴったりです。
クッパの人気レシピ・作り方【野菜】
最後に野菜をメインの具材として使ったクッパのレシピを4つ紹介します。野菜がメインなので、カロリーを気にしている方にも食べやすいでしょう。
①野菜たっぷりクッパ
子どもでも食べられるように辛味を加えず作ったクッパのレシピです。大人の方はコチュジャンを加えて辛くすれば、家族全員で楽しめます。
②ピリ辛豆乳チーズクッパ
こちらはたっぷりの野菜に豆乳やチーズと加えた栄養満点のレシピです。豆乳は加熱しすぎると分離してしまうので、火加減には注意してください。
③テグタンクッパ
辛い食べ物が好きな方は、こちらのテグタンクッパを作るのも良いでしょう。肉を使わないためヘルシーで、好きな野菜を加えて作ることが出来ます。
④たまごクッパ
こちらは韓国料理で使われる牛肉だしの粉末調味料であるダシダを活用した、野菜と卵のクッパです。韓国の調味料を使うことで、家庭でも手軽に本場の味が楽しめます。
クッパを食べてみよう
韓国料理として有名なクッパは家庭で作るのは大変だと思われがちですが、粉末調味料などを活用すれば簡単に作ることが出来ます。お店でしかクッパを食べたことがない方も、今回紹介したレシピを参考に是非クッパを家庭で作ってみてください。