豚肉が腐るとどうなる?原因や見分け方は?消費期限の目安なども紹介!
豚肉が腐るとどうなるか知っていますか?今回は、豚肉が腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間・消費期限の目安を紹介します。腐った豚肉を食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
豚肉の消費期限の目安は?
ここでは、豚肉の消費期限の目安について説明します。冷蔵・冷凍の保存方法や、豚肉のカットのされ方によって消費期限は異なるので、それぞれ種類別に紹介します。
①豚肉を冷蔵保存する場合
豚肉を冷蔵保存する場合は以下の消費期限が目安となります。
・ひき肉:当日~1日
・スライス:1~2日
・ブロック:3~4日
ブロックなど大きな塊の方が比較的消費期限が長く、ひき肉のように加工されているものは早めに食べきることをおすすめします。上記の日数はあくまで目安であり、冷蔵保存の場合は購入した際にパッケージに消費期限が記載されているので、そちらを確認してください。
②豚肉を冷凍保存する場合
豚肉を冷凍保存する場合は以下の消費期限が目安となります。
・ひき肉:1か月
・スライス:1か月
・ブロック:1か月
豚肉はどのような状態でも、新鮮な状態で冷凍保存すれば、約1か月の長期保存が可能です。ただし、保存方法や解凍方法には注意し、傷ませないように保存する必要があります。大量に買った場合は、新鮮なうちに冷凍庫で保存することをおすすめします。
(*豚肉の、消費期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豚肉の傷みにくい保存方法・ポイントは?
豚肉をできるだけ長く日持ちさせるために、傷みにくい保存方法を紹介します。冷蔵・冷凍の保存方法別にポイントや手順を説明します。
①豚肉を冷蔵保存する方法・手順
豚肉を冷蔵保存する場合、以下の方法で保存すると傷みにくくなります。
1.水分をしっかり拭き取る
2.1回で使う分量ごとにラップで包む
3.密封できる袋に入れる
4.冷蔵庫(0~5℃)で保存する
豚肉の菌は0~5℃の温度では繁殖しにくいため、冷蔵庫での保存が適しています。さらに、チルド室は0℃に近い温度を保っているので、より良い状態で豚肉の保存が可能です。冷蔵庫内の温度変化も菌を繁殖させる原因になるため、できるだけ豚肉を冷蔵庫の奥に置き、扉を長く開け続けないなどの注意が必要です。
②豚肉を冷凍保存する方法・手順
豚肉は新鮮な状態で、以下のポイントを守ると長期保存が可能です。
1.水分をしっかり拭き取る
2.1回で使う分量ごとにラップで包む
3.密封できる袋に入れる
4.アルミ板の上にのせて冷凍庫へ入れる
小分けにして保存することで、使う分だけ取り出すことができ、再冷凍の必要がなくなります。また、密封できる袋に入れると空気との接触が減り、酸化からの劣化を防ぐことができ、アルミ板を利用すると早く豚肉を冷凍させることが可能です。
早く凍らせることで、凍る時の肉の劣化を最小限に抑えることができます。使用時は、冷凍状態のまま利用することもできますが、冷蔵庫に移してゆっくり解凍すると肉のドリップも出ないので、豚肉の旨みを逃がさずに使えます。
(*豚肉の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)