カオマンガイとは？タイのチキンライス？食べ方や作り方・レシピなども紹介！

あまり聞きなれない名前のカオマンガイとはどのような料理なのかを説明します。どこの国の料理か、名前の意味や味・カロリーについても紹介します。

カオマンガイとはタイで非常に一般的な料理で、「カオ」とはタイ語で米を意味し、鶏肉を意味する「ガイ」からも分かるように、お米と鶏肉一緒に炊いたタイ料理です。カオマンガイはタイでは屋台などで簡単に購入できるので、ファストフードのような感覚で食され、広い世代の方に好まれています。

カオマンガイはタイ料理ですが、タイ発祥ではなく別の国から生まれた可能性があります。カオマンガイは海南風鶏飯と呼ばれることもあり、昔中国人がタイに伝えた中国発祥の料理と考えられています。こちらは諸説あり、現時点でもはっきりとしたことはわかっていません。

カオマンガイは鶏肉とお米をショウガやニンニクなどの薬味と一緒に炊き上げた料理です。シンプルな材料ですが、タレや付け合わせに味噌・香辛料やハーブを沢山使います。お米が鶏肉の旨みをしっかりと吸収し、そこに濃いタレと香り豊かなハーブがアクセントになり、東南アジアらしい味わいです。

※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。（※1）

カオマンガイはお米を使っているので糖質やカロリーは低くはありません。しかし、昼食や夕食の1食分と考えると他のメイン料理に比べて高カロリーな料理とは言えません。ダイエット中でカロリーを気にしている方は、ご飯の量を減らして食べるか、鶏肉の部位を油が少ない胸肉にアレンジすることをおすすめします。

カオマンガイはタイ料理ですが、タイに近い他の東南アジアの国にもチキンライスという名前で非常に似た料理がいくつかあります。国別に食べられている料理を説明します。

シンガポールではチキンライスと呼ばれ、鶏肉とご飯を一緒に炊くことはタイと変わりありません。ソースが少し異なり、シンガポールでは醤油・生姜・唐辛子の3種類のソースを使い分けて食べる方法が一般的です。また鶏肉も他の国と比べて、ジューシーなことが多いです。