たまり醤油とは?他の醤油との違いや代用品は?使い方・レシピなども紹介!
たまり醤油とはどんな醤油か知っていますか?普通の醤油とは何が違うのでしょうか?今回は、たまり醤油の起源や味・風味に加えて、使い方や他の醤油との違いを紹介します。たまり醤油の作り方・レシピや、代用品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①原料の違い
どの醤油も主な原料は大豆ですが、一般的な濃口・薄口醤油を作る際には大豆と小麦を同量程度使用します。しかし、たまり醤油の原料はほとんどすべてが大豆で、小麦を加える場合もほんの少量です。この大豆の使用量の差が、旨味や香りの濃厚さの違いに現れています。
(*醤油の原材料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②カロリーの違い
醤油の種類 | カロリー | 糖質 |
たまり醤油 | 111kcal | 11.8g |
薄口醤油 | 60kcal | 5.8g |
濃口醤油 | 77kcal | 7.9g |
刺身醤油 | 106kcal | 16g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※100gあたり
たまり醤油は、他の醤油より炭水化物とタンパク質が多いので醤油類の中ではカロリーが高めな醤油になります。小麦を使わず作るのが特徴なので、グルテンフリーな食生活を心がけている人におすすめな醤油です。刺身醤油には定義が無くメーカーによって原料が様々なので、カロリーや糖質は購入の際に確認してください。
(*醤油のカロリーや糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
たまり醤油の代用品は?
たまり醤油が手に入らないときや少量だけ使いたい場合に、代わりになる物はあるのでしょうか?
濃口醤油や薄口醤油で代用することもできる
たまり醤油が手元に無いときは、他の醤油で代用しましょう。濃口醤油を使う場合は、たまり醤油の分量をそのまま置き換えて使えます。薄口醤油はたまり醤油より塩分が強いため、同じ量を入れると塩辛くなってしまう可能性があります。たまり醤油の代用に薄口醤油を使う場合は、分量より少なめに入れて味を調節してください。
たまり醤油の作り方・レシピは?
材料
・酒 50cc
・みりん 50cc
・濃口醤油 150cc
・昆布 5~6cm
作り方・手順
よりたまり醤油の甘みや旨味を再現したいときにおすすめな、煮きり醤油の作り方を紹介します。
①酒とみりんを鍋に入れて火にかける
②沸騰させてアルコールを飛ばす
③濃口醤油を入れて煮る
④アクをとる
⑤吹きこぼれに注意しながら1分くらい火にかける
⑥アクが出なくなったら火を止めて昆布を入れる
⑦風味が移ったら昆布を取り出す
⑧冷めたら消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存する
濃口醤油に甘みを足すことで、お寿司屋さんで使われているような醤油になります。刺身を食べる時など生食で使用するので、十分に火を入れてアルコールを飛ばしましょう。自分で作ると甘さの調節も可能なので、お好みにあった醤油を作ってみて下さい。