カンパチとは?出世魚?ブリ・ヒラマサの違いは?旬・味や活用レシピを紹介!
カンパチとはどんな魚か知っていますか?ブリやヒラマサとよく似ていますが、今回は、カンパチとブリ・ヒラマサの<見た目・旬・値段>の違いを紹介します。カンパチのさばき方や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②旬の時期の違い
見た目が良く似ているこれらの魚ですが、旬の一番美味しい時期はそれぞれ違います。
カンパチの旬:8月~11月
ブリの旬:11月~2月
ヒラマサの旬:4月~8月
一般的に天然もののカンパチの旬は夏から秋と言われていますが、水揚げ自体は通年あります。ただ、ブリやヒラマサほど季節による味の違いがなく、ブリとヒラマサの合間を埋めるように使われることが多い魚です。また、養殖もののカンパチに関してはほぼ通年味が安定しているので、旬は特にありません。
(*カンパチの旬や時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③値段の違い
1kgあたり | 値段 |
カンパチ | 1,775円 |
ブリ | 1,080円 |
ヒラマサ | 534円 |
上記は2020年の豊洲市場における天然もののカンパチとブリ、ヒラマサの卸売価格です。養殖もののカンパチの平均卸価格は1,223円です。
このことからも分かるようにカンパチは高級魚で、だいたい1㎏あたり1200円~3000円の値段がつきます。また、大きすぎるものよりも重さが1㎏~5㎏のカンパチがもっとも値段が高く、さらに活け締めにしたものだと1㎏あたり3000円前後の値段がつきます
(*カンパチ・ブリ・ヒラマサの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カンパチのさばき方は?
カンパチの三枚おろしのさばき方について説明します。カンパチは大きく骨も硬いので注意しながらさばきましょう。さばく工程は以下の4つです。
①うろこを取る
②頭と内臓を取り除く
③中骨と身を剥がす
④反対側も同じ様に中骨と身を剥がす
カンパチをさばくときの注意点は、内臓を取り出すときに傷つけないことです。内臓が傷つくと臭いが身についたりまな板を汚してしまいます。さばき方はうろこを落としたカンパチのエラ蓋から包丁の刃先を差し込み頭を取り除き、その切り口から腹を割きます。次に流水でカンパチを洗い、特に血合いはきれいに掻き出しましょう。
洗い終わったらキッチンペーパーなどで腹の中まで水気を取ります。次に、背ヒレの付け根に包丁を入れ身を剥がすようにすべらせ、腹側も同じようにしましょう。その後は、尻尾を持ち包丁を背骨と身の間に入れ、そのまま一気に包丁を頭の方にすべらせ背骨をはがし、同じ様にもう片方の半身もおろして完了です。
(*カンパチの美味しい食べ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
カンパチを使った人気レシピ
身が大きく食べ応えのあるカンパチは刺身はもちろん、その他にも様々な料理に使われています。そんなカンパチを使った人気のレシピを紹介します。
①カンパチの醤油バター焼き
こちらはカンパチを醤油バター味で味付けしたシンプルな料理です。子供にも人気の味付けでお弁当のおかずにもぴったりです。ニンニクが良い味のアクセントになっています。