大根おろしの汁は捨てると勿体ない!活用法や栄養価・効能なども紹介!
【管理栄養士監修】大根おろしの残り汁はどう扱っていますか?捨ててしまっているのであれば、それは、もったいないかもしれませんよ。今回は、大根おろしの汁の栄養価・効能や活用法について紹介します。大根おろしの残り汁を使ったレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
肉料理を作る時の下準備にも大根おろし汁は活用できます。料理で使うお肉を大根おろし汁に漬け込むと安いお肉でも高いお肉を食べているかのように味や食感が変わります。お肉を大根おろし汁に漬け込む方法は、ジップロックなどの袋にお肉を入れて、大根おろし汁をお肉が浸るくらいまで入れて放置するだけですので、とっても簡単です。
厚みのあるお肉であれば、漬け込むことで柔らかくなるので火の通る時間も短縮できますし、食感や味が良くなるというのが最大の効果ですので是非試してみてください。
③たけのこ料理のアク抜きに使う
たけのこ料理を作る時に必ずやらなくてはならない「あく抜き」は、時間もかかるし面倒なものです。たけのこを一晩おいておくなどの面倒な手間がなくなるのが大根おろし汁なのです。その方法は、大根おろし汁にたけのこをひたすだけで、一晩ほどかかっていたあく抜きが短縮できます。浸しておく時間は1時間ほどで大丈夫ですので、是非、試してみてください。
④お米を炊く時に入れる
お米を炊く時に大根おろし汁を入れて炊くと美味しく炊き上がります。特に少し古くなったお米を捨てるのはもったいないけど、炊くと色とにおいが気になるという時は、大根おろし汁を少量加えて普通に炊いてみてください。古いお米の色やにおいがなくなり、普通のお米と同様になります。
⑤麺つゆと一緒に使う
おそばなどを食べる時に大根おろしをつけ汁に入れるという人も多いかもしれませんが、麺つゆと大根おろし汁を割って使うという方法もあります。少し醤油を加えるのも美味しくいただくコツですので、試してみてください。麺つゆと大根おろし汁の割合はお好みで大丈夫です。
伊藤祥子
管理栄養士
大根おろしはもちろん、汁も冷凍することで1ヶ月程は保存することができます。すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。
(大根おろしには栄養素がたっぷり含まれています。どんな栄養成分を含み、効能があるのか知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根おろしの汁の注意点は?
ここまで大根おろし汁についての知識を得ると、すぐに活用してみたくなると思いますが、その前に注意点があるので確実にチェックしておいてください。せっかくの栄養素などを無駄にしてしまうともったいないことですので、注意点を守って活用してくださいね。
加熱すると酵素が壊れる
加熱してしまうと酵素は壊れてしまうので、大根おろしに含まれる大根おろしに含まれる酵素をしっかり摂りたいなら加熱せずに摂取しましょう。活用法を参考にしながら自分でアレンジを加え、オリジナルの活用法を見つけるのも楽しいでしょう。
空腹状態で飲むと危険
空腹状態で大根おろし汁を飲んだり、摂取すると危険です。その理由は、消化酵素が豊富に含まれている大根おろし汁なので胃が活発になりすぎてしまい、胃酸が出過ぎてしまいます。胃を傷めることになってしまうので注意しましょう。
大根おろしの汁の活用レシピ
ここからは大根おろし汁を活用したレシピをご紹介します。栄養素たっぷりの大根おろし汁を無駄にしないように有効活用してみましょう。