ポン酢の名前「ポン」の意味・由来とは?発祥地は?原材料や作り方・レシピも紹介!
ポン酢とは何か知っていますか?今回は、ポン酢の名前「ポン」の意味・由来や、発祥地・歴史に加えて、<ポン酢醤油・味ぽん>との違いも紹介します。ポン酢の原材料・作り方や代用品の他に、使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ポン酢とは?名前の意味は?
柑橘系の果汁の爽やかさが魅力であるポン酢は、多くの家庭で冷蔵庫に常備されていることが多い調味料の一つです。ここでは、そんなポン酢とはどのような調味料なのか、その名前の由来や発祥の地などについて詳しく説明します。
「ポン酢」の名前「ポン」の意味・由来
ポン酢の「ポン」は、ポンカンやデコポンなどの「ポン」がつく名前の柑橘類を材料にしていることが名前の由来だと思う方が多いかもしれませんが、実際は違います。ポン酢の「ポン」は、「5つ」を意味するインドの言葉「panc(パンチャ)」が由来となった「pons(ポンス)」というオランダ語が語源だと言われています。
なぜ「5つ」を意味する言葉が語源になったかについては後述するので参考にしてください。
ポン酢の歴史・発祥地
前述したインドの言葉「panc(パンチャ)」とは、かつて砂糖、レモン果汁、水、香辛料・紅茶の5種類の材料を使った胃腸薬を意味する名前でした。それがやがてオランダへ渡ってアルコールを加えた食前に楽しむ果汁を加えた飲み物へと変化し、名前も「pons(ポンス)」になりました。
ポン酢が日本に入ってきたのは江戸時代だといわれ、当時国交を結んでいたオランダから伝わったとされています。当初は前述したオランダと同様に食前酒のことを「ポンス」と呼んでいましたが、日本人は食前酒の習慣がなかったために果汁のことをいつしか「ポンズ」と呼ぶようになったそうです。
さらに、それが酢や醤油を加えて保存性を高めた調味料へと変化していき、現在のように「ポン酢」と表記するようになりました。
ポン酢の味・風味
酢と柑橘系のフルーツ果汁のそれぞれの酸味をうまくミックスして生まれる爽やかな風味がポン酢の特徴です。肉、魚介類、野菜など、様々な食材と合うので、幅広い用途に使える調味料として多くの家庭で常備されている調味料の一つです。
Twitterの口コミ
酒のあて
ワタリガニ2匹蒸して、太ももの部分はレモン🍋絞ってかぶりつくやろ。
残ったカニ味噌🦀と身を甲羅に集めて薬味ネギいれて、ちょろ〜ッとポン酢とかゆずぽんたらせば美味しいよ〜〜!
ほんじゃぁ今日もおつかれぇい!!🍻❤️
Twitterの口コミ
一昨昨日の昼飯
栃木県真岡市寺内の 「 田吾作亭 」 さんでおろしとんかつ定食を頂きました。
サクサクな衣に中はジューシーな豚肉、タップリな大根おろしにポン酢をかけて食べるとメチャメチャ美味しいですね~🍴🈵😍✨❗️
凄くすっきりと食べられて、この時期でもズバズバっと行けちゃいますよ~🐴🐴
ポン酢と「ポン酢醤油」「味ぽん」との違いは?
ポン酢と名前が似ている調味料として「ポン酢醤油」や「味ぽん」などがありますが、これらはポン酢とは何が違うのでしょうか。ここでは、ポン酢との違いについて詳しく解説します。
ポン酢醤油について
ポン酢は、柑橘類の果汁に酢を加えて味を調えると同時に保存性を高めた和食の調味料ですが、ポン酢醤油はそこへさらに醤油を加えたものです。醤油が加わった分だけ、本来のポン酢より塩分は高くなっているので、塩分の摂り過ぎが気になる方は注意しましょう。
ただし、最近ではポン酢醤油のことをポン酢と呼ぶことも増えてきており、ポン酢とポン酢醤油は明確には区別されない傾向にあります。
(*ポン酢の塩分量について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
味ぽんはポン酢醤油の商品名
味ぽんもポン酢と似ている調味料の一つですが、味ぽんは愛知県に本社がある調味料メーカーであるミツカンのポン酢醤油の商品名です。味ぽんは「味付けポン酢」の略称で、ミツカンの7代目であった中埜又左工門が、家庭でも料亭のポン酢のような美味しさを味わってほしいとの想いから開発したそうです。