白トリュフとは?黒トリュフとの違いは?値段・香り〜産地・旬の時期まで徹底解説!
白トリュフとはどんなトリュフか知っていますか?黒トリュフと違いはあるのでしょうか?今回は、白トリュフの〈産地・旬の時期・香り・値段〉など特徴を黒トリュフと比較して紹介します。白トリュフの食べ方・レシピや〈ソルト・パン・オイル〉など白トリュフ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②味・香り
黒トリュフの味は白トリュフと同じようなきのこの味ですが、香りはきのこ特有の湿った土のような香りと例えられています。ただ白トリュフ同様香りを楽しむものなので、味はほとんど感じません。白トリュフはすぐに香りが薄れていくのに対して、黒トリュフの香りは比較的長く続くので流通もしやすくなります。
白トリュフの香りは加熱すると消えてしまうため生で食べますが、黒トリュフは加熱すると香りが引き立つので加熱調理に向いています。こまかく刻んでソースなどに混ぜると、トリュフの香りをより一層強く感じられます。もちろん生でも食べられますので、調理方法の幅も広がります。
③旬・産地
黒トリュフはフランスを中心に、イタリアでも様々な地域で収穫されています。季節毎に収穫できるサマートリュフとウインタートリュフの2種類に分かれており、それぞれ収穫ができる時期が定められています。最近ではヨーロッパ以外の地域でも人工栽培されているので1年を通して流通可能です。
中国でも収穫される黒トリュフはあるようですが、香りはほとんどせず値段も安価なものが多いようです。日本でも山を散策していたらトリュフの一種が見つかったなどの報告もあるようです。
(*トリュフについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白トリュフの食べ方・レシピ
白トリュフの香りを存分に楽しめるレシピはどのようなものがあるのでしょうか?日本では手に入りにくい白トリュフですがいくつか紹介しますので、白トリュフが手元に届いた際には参考にしてみてください。
①パスタ
白トリュフの香りを楽しむには、シンプルな味付けの料理の最後にスライスしましょう。この料理は本場イタリアでもよく食べられているレシピで、味付けは塩とバターのみです。スライスした瞬間に白トリュフの香りが空間を包み込みます。
②目玉焼き
白トリュフと卵の相性がよくイタリアの食通の人も好んで食べる最高に贅沢なメニューです。目玉焼きに白トリュフをかけるだけというシンプルな調理ですが、シンプルだからこそ白トリュフの香りを存分に楽しめます。
③リゾット
リゾットも本場ではよく作られているメニューで、白トリュフとよく合います。家庭で作る際、だしはチキンコンソメで代用は可能なので、意外と簡単に作れます。家庭で高級レストランの味を再現してみましょう。