ライチ(生・冷凍)の食べ方は?皮の剥き方や美味しいレシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ライチの食べ方を知っていますか?冷凍物しか食べたことがない人もいることでしょう。今回は、ライチの〈生・冷凍〉でも美味しい食べ方や皮・種の取り方も動画で紹介します。ライチの食べ頃・旬や美味しいレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ライチとは?
ライチは、世界三大美女として有名な楊貴妃が好んで食べた果物だといわれています。しかし、日本人に身近な果物とはいえません。ここでは、ライチとはどんな果物なのかについて説明します。
ライチの旬・食べ頃や主産地
ライチの主な産地は中国と台湾で、比較的温暖な熱帯地方あるいは亜熱帯地方に生息する果樹です。日本でも生産されていますが、おもな産地は、宮崎県や鹿児島県、沖縄県です。ライチの旬は6~7月となっており、その時期は酸味と甘みのバランスがよく、果汁もたっぷりでゼリーのような食感が楽しめます。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
国産ライチの流通量はわずか1%で、旬の時期は国内産は7月、中国産や台湾産は5~7月、カリフォルニア産は6~7月です。
美味しいライチの選び方
美味しいライチの選び方は、生か冷凍かによって異なります。
・生/皮が傷んでいない新鮮なものを選ぶ
・冷凍/皮にへこみや亀裂がなく、見た目が丸々としているものを選ぶ
生のライチを選ぶ時、赤くても黄緑色でも皮が傷んでいなければ美味しいと考えられます。しかし中には、見た目はきれいでも味のよくないものが混在しています。見た目だけで、美味しさを見抜く方法は残念ながらないようです。
しかし、皮にへこみや亀裂があるライチは新鮮とはいえないので、風味が劣化している可能性が高いです。そうしたライチは避けるようにしましょう。
ライチの皮の剥き方は?
ライチは、皮を剥いてから白い果肉を食べる果物です。包丁を使わずに、手でライチを剥くこともできます。ここでは主に、手でライチの皮の剥き方について説明します。
ライチの皮の剥き方・手順
生と冷凍それぞれのライチの皮の剥き方は、以下の通りです。
【生のライチの場合】
①爪でライチのヘタを取り除く
②指でライチをつまんで果肉を押し出す
【冷凍のライチの場合】
①ライチの皮に爪で切れ目を入れる
②ライチの皮を左右に引っ張る
上記の方法で、ライチの皮を剥いて果肉を取り出すことができます。ここでは手を使って皮を剥く方法を紹介していますが、ナイフを使って切込みを入れて取り出しても問題はありません。
果肉の中には種が入っているので、口に入れて食べてから出す、あるいは食べる前に取り除くようにしましょう。
ライチの皮を剥く際のポイント
ライチの皮を剥く際のポイントとして、以下のことがあげられます。
・ライチのおしり側から皮を剥き、薄皮を取り除く
・果肉を傷つけない
・皮むきの際に軸を残す
上記の方法を実践すると、美味しい果肉だけを取り出せます。ライチは果汁を多く含んでいるので、力加減によってはつゆが飛んで周囲を汚します。パソコンなどの精密機器の側では、ライチの皮は剥かないようにしましょう。
ライチの美味しい食べ方は?
ライチを食べたことがない人にとっては、どう食べるのが美味しいのかが疑問のことでしょう。また、食べ方にバリエーションがあることも知らないかもしれません。ここでは、ライチの美味しい食べ方を3つ紹介します。