キャベツの保存方法・期間は?丸ごと・千切り・みじん切りなどカット別に紹介!
【管理栄養士監修】キャベツの正しい保存方法を知っていますか?今回は、キャベツの〈一玉丸ごと〉〈千切り〉〈みじん切り〉〈1/2~1/4カット〉など切り方別に適切な保存方法を紹介します。保存方法別の味・食感の変化や使い方のおすすめも紹介するので、参考にして下さい。
目次
- キャベツの保存方法は?
- レタスとは若干違う
- キャベツを保存する際のポイント
- 保存の温度
- 乾燥を防ぐ
- 新鮮なキャベツを選ぶ
- キャベツの保存方法・期間【一玉丸ごと】
- 1玉丸ごと保存する方法・手順
- 賞味期限の目安
- キャベツの保存方法・期間【1/2~1/4玉のカットキャベツ】
- カットキャベツを保存する方法・手順
- 賞味期限の目安
- キャベツの保存方法・期間【千切り】
- 千切りキャベツを保存する方法・手順
- 賞味期限の目安
- キャベツの保存方法・期間【みじん切り】
- みじん切りキャベツを保存する方法・手順
- 賞味期限の目安
- キャベツを【保存食】にして保存する方法・期間
- ①乳酸キャベツの作り方
- ②干しキャベツにする
- ③ザワークラウト
- キャベツの時期で変わる保存方法にも注意
- 春キャベツ
- 夏キャベツ
- 冬キャベツ
- キャベツは賞味期限切れになるとどうなる?
- 賞味期限が危ない状態
- 腐っている状態
- キャベツを使ったおすすめレシピも紹介
- ①春キャベツと豚肉の炒め物
- ②キャベツとにんじん、ツナの重ね煮
- ③キャベツと鶏もも肉のスープ
- キャベツは正しく保存しよう
ザワークラウトは乳酸キャベツとよく似ていますが、乳酸キャベツは砂糖を使用し、ザワークラウトはスパイスをメインに使用するといった違いがある様です。ザワークラウトの作り方も見てみましょう。
1.千切りキャベツに塩をまぶし、30分程馴染ませる
2.保存容器にキャベツを入れ、ローリエの葉をちぎっていれる
3.毎朝保存容器を上下させ、1~2週間程で完成
乳酸キャベツは砂糖を使っているのでまろやかな甘さに仕上がりますが、しっかりした酸味を楽しみたい方にはザワークラウトの方がおすすめです。酸味が足りないまま冷蔵庫に入れてしまうと美味しく仕上がらないので、味見をしてしっかり酸味が出てから冷蔵庫に入れましょう。
賞味期限は1か月ほどといわれていますが、早めに傷んでしまう事もあります。状態を見極めてから食べるようにするのがおすすめです。
キャベツの時期で変わる保存方法にも注意
キャベツとひとくくりにして紹介しましたが、種類によって保存方法が変わる場合もあります。春・夏・冬に分けて保存方法を紹介するので、こちらも併せて確認してみてください。
春キャベツ
春キャベツは3~5月に収穫される種類で、千葉や九州などで栽培されています。春キャベツは普通のキャベツに比べて傷みやすいので、カットせず丸ごとの状態で保存するのがおすすめです。普通のキャベツの時同様に芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰めるなどの処理も行いましょう。
夏キャベツ
夏キャベツは6~9月に収穫され、嬬恋で収穫される物などが有名です。夏キャベツは春キャベツよりも巻きがしっかりしており、鮮度が良い物は重量感もあります。夏キャベツの場合も、水分をキープして保存する事が重要です。長く保存したいなら、濡らしたキッチンペーパーを詰めた後冷蔵庫で保存しましょう。
冬キャベツ
冬キャベツは、11~3月ごろに収穫されるキャベツです。葉が固く中身が詰まっているので、冬場など0~5度の温度なら常温保存も可能です。芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰めれば、長く保存する事ができます。濡らしたキッチンペーパーはそのままにせず、定期的に交換するとより賞味期限を延ばすことが可能です。
キャベツは賞味期限切れになるとどうなる?
キャベツを正しやり方で保存しても、賞味期限が切れれば傷んでしまいます。賞味期限が切れたキャベツはどの様な症状が出るのかを見ていきましょう。
賞味期限が危ない状態
キャベツは「味が落ちているけどまだ食べられる」といった状態になっていることもあります。以下のような症状が、まだ食べられるけれど賞味期限が危ない場合のチェックポイントです。
・水分が葉から抜けてしまっている
・キャベツの芯が変色してぬめりが出ている
・葉が変色している
・芯に白いカビが生えている
上記の症状が出ているキャベツは、腐る直前なので一度に食べてしまうのはやめておいた方が良いでしょう。この状態から時間が経つと腐っていくので、まだ食べられるとは言っても「賞味期限が近い」ことを頭に置いておきましょう。
(*キャベツの変色について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
腐っている状態
キャベツが腐った時の特徴は以下の通りです。
・外側の葉が溶けて粘り気がある
・水分が抜けている
・茶色い汁がある
・芯が黒っぽくなっている
・ツンとする臭いや腐敗臭がする
上記のようなキャベツは、腐っているので食べずに捨てるのがおすすめです。葉に水分が無かったり、腐敗臭がしたりと分かりやすい特徴ばかりなので、押さえておきましょう。