鍋に入れる具材の順番は?肉・魚介類・野菜の下ごしらえの仕方なども紹介!
鍋に入れる具材の順番を知っていますか?鍋をより美味しく食べるために今回は、鍋の<肉・魚介類・野菜>などの食材別の下ごしらえの仕方・コツも紹介します。食材によって異なる煮込み時間についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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鍋を美味しく仕上げるためには?
季節の野菜や魚介、肉類といった素材のだしが愉しめる鍋料理は、定番といえる寄せ鍋や洋風のトマト鍋など様々な種類があります。具材を準備するだけで良い手軽さと、不足しがちな野菜がたっぷり摂れることから、寒い時期だけではなく季節を問わずに食べたくなるものです。鍋料理をいつもより美味しく仕上げるための方法を、詳しく紹介します。
鍋の食材別の下ごしらえの仕方・コツは?
美味しい鍋料理を作るためには、どのように食材を準備すれば良いのでしょうか。鍋料理によく使われる具材ごとに、下ごしらえの方法やコツを紹介します。
①肉の下ごしらえ
牛肉や豚肉の薄切り肉の下ごしらえは不要ですが、鶏肉は鍋に入れる前に下準備をしておくと、鶏肉の脂から出る独特の匂いやアクを減らすことができます。鶏肉は一口大に切り分けた後に熱湯をかける、霜降りと呼ばれる調理法を活用しましょう。霜降りには肉や魚の臭みを抜き、身の表面を締めて旨味を逃しにくくする効果があります。
鶏の手羽元などの骨付きの部位は、アクや臭みが特に出やすいので、流水で血合いや汚れを洗い流してから一度下茹でしてください。
(*鶏肉の臭いや手羽元の下処理について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②魚介類の下ごしらえ
魚を鍋料理の具材に使う場合は、鶏肉と同様に、魚を食べやすい大きさに切ってから霜降りを行いましょう。海老や貝などの殻つきのまま使う具材は、塩で揉むようにしてから水洗いすると、汚れがより落ちやすくなるおすすめの方法です。
牡蠣は大根おろしを使って洗うと、大根に含まれる酵素によって牡蠣のぬめりや汚れ、臭みを落として旨みだけを残すことができます。大根の酵素には殺菌効果もあるとされているので、鍋料理の薬味だけではなく下ごしらえにも活用しましょう。
③野菜の下ごしらえ
白菜は葉と芯を分け、芯は食べやすい大きさのそぎ切りに、葉は加熱の際に縮まるので大きめのざく切りにします。水菜などの食感を残したい野菜は、長めに切っておくと良いでしょう。
ごぼうや大根といった根菜は火が通りにくいので、下茹でをすると煮込み時間を短くすることが可能です。また、ほうれん草などの葉野菜も下茹でしておくとアクが抜け、野菜の苦みやえぐみを抑えることができます。
(*鍋に入れる野菜の切り方やアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)